小さな草原

私の家の屋上では毎年植物を育てているのだが、最近数ヶ月手入れをサボっていたため、今日気が向いたので見にいった。
といっても現在はイチゴのみを育てているのだが・・・す、すげぇ！
イチゴだけだと思っていたプランターは雑草で小さな草原が出来ているではないか。
その草原には黄色い小さな花が咲き、雑草を押して押して負けずイチゴは深緑の葉を空にかざし、脇からはちょっと栄養失調のピンクのチュ-リップが何故か一輪だけ咲いていた。
雑草の中に一厘だけ咲いているチューリップって美しく切ないよね。
雑草に負けずに青々と葉をかざすイチゴの苗って格好いいよね。
色々な種類の園芸植物から雑草までが合わさって１つの小さな草原になっているのって立派だよね。
グチャグチャな世界の美しさを感じたよ。
グチャグチャした幾種類もの植物が調和しているのに雑草を抜くのももったいないのでそのままにしておきました。



　
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ハエトリソウ開花予報

皆さんは食虫植物って面白いなあと思ったことが一度はあると思うが、同時に熱帯の珍しい植物だと思っている人も多いだろう。
しかし、ポケモンのキャラクターに抜擢されたウツボカズラを除けば最も有名と考えられるハエトリソウは日本と同じ温帯の植物で水を切らしさえしなければ育つような飼い易い種である。
また、昆虫が乗ると高速で閉じる豪快な捕食法は子供から大人まで多くの人の興味をそそるものがある。
値段もホームセンターなどでは一株３８０円程度で手ごろであるので一度育ててみてはどうだろうか。
ちなみに私は１年生のとき生物部の実験はハエトリソウをテーマに行った。
その株は枯れてしまったが、私は延べ５年近くハエトリソウを育て続けている。
写真は私が現在育てているハエトリソウで、この株は今年で２年目に当たり、暖冬ではあったが冬芽からやっと捕虫葉が出てきて蕾も出てきた。
皆さんは知っていただろうか？ハエトリソウってかわいい白色の花が咲くのだ。
食虫植物は花が咲くと弱って枯れてしまうことがあるようだが、私は花芽を摘むつもりはない。
やっぱり自然任せに花を咲かせて、種を作って運が良かったら発芽して、運が悪かったらただ枯れてって言うのが一番美しいと思うから。
６１期の入学式の日、桜は散っていてもハエトリソウはちょうど満開ってところになりそうだ。



　
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