5月2日~5日のメールアドレス詐称の件について、パスワードの変更とOCN側との再度の連絡の後、
13日に警察へ被害届けを出しました。
地元市警察では生活安全課の職員に事情を説明し、いくつかアドバイスをもらいました。
最近、これに類似の事件が多発しており、署内でも対策をしているそうです。
警察当局ではファイル交換ソフトによるパスワード漏洩を疑っており、ファイル名を検索して削除する事
を進められましたが、手動での実行は困難なので、ウィルスチェックとスパイウェアのチェックに留めました。
複数のソフトで何度かチェックをかけた後、17日にさらにパスワードの変更を行いました。
メールの送信は最初のパスワード変更で止まりましたが、ブログの管理ページを閲覧されている疑い
に関しては、まだその兆候が見られましたので、二度目の変更で可能な限りのパスワード変更を行いました。
その結果、現在ではその兆候も一時的にではあれおさまっています。
これらの事から推測すると、犯人はOCNのマイページという管理ページに入り込んでメールパスワードや
ブログ管理ページへのパスワードを調べたと思われます。
OCNマイページではさまざまなサービスの変更や申し込みが行え、パスワードを忘れても必要事項を
打ち込めば知ることができます。マイページへ入るパスワードは私が10年前にプロバイダに加入した時の
パスワードを使用していましたが、おそらくそれが漏洩していて犯人に使われたのでしょう。
過去にもメールでやりとりした仕事上の内容が漏洩したような兆候がありましたが、確たる証拠があるわけ
でもなく、私は苦しい立場に追い込まれていました。
これらは私の認識不足があったともいえますが、今回のような事件でもなければ杞憂といわれても
仕方のないことだったでしょう。
驚くべきことにOCN側ではこのような不正アクセスに関する記録がなされていないといいます。それは
巨大プロバイダーゆえに記録が膨大となるため、アクセス者に関しての情報がオミットされているのです。
先日、ニュースで法令が改正されてプロバイダーは記録をとらなければならなくと報じていました。
おそらくその後に犯人が成りすましなどの犯行を行えば、即座に所在が特定されることでしょう。
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● 今後のことについて
今回の事件でメールを使用する事がらはすべてストップしました。
パソコンに関してもどの領域の情報が外部に漏れているのか、またパスワードはいかにして漏洩したのか
が判明していない以上、慎重にならざるを得ません。
OCNのメールに関しては上記の理由から他社のメールへの変更を奨められています。
そんなわけで重要案件でのメールの使用の再開に関しては未定です。