


月末まで何かと用事があったのですが、それも片付き天候も穏やかになったので自転車
の整備をしました。やる事はボトムブラケットの分解整備とブレーキレバー・シフターの
交換です。二つのパーツはあらかじめ入手済みで、できればフォークの交換と同時にハン
ドルごと換えるつもりでしたが、ボトムブラケットを開けるのと重なったので部分的な交
換にとどめました。これに先立ち大まかな洗浄をしましたが、ギアとチェーンの分解清掃
は次の機会にする事にします。




旧シフター リボルビング式 左旧 右新 ブレーキレバー
手早くやって1日で済ますつもりでいましたが、シフターの組み立てが分からず日没とな
ったので翌日に持ち越し、今日調整を済ませました。ブレーキレバーは以前の物とほぼ同じ
形で材質も金属なので問題はありませんでしたが、シフターは以前のリボルビング式とは
異なってレバータイプのものです。型を変えた理由は、以前のシフターはギアチェンジの
たびにカチカチと音が出るからですが、操作性そのものは良い物でした。
リボルビング式はハンドルから手を離さずバイクのアクセルの様にギアチェンジできる
のでMTBの直感的な操作に向いていると思います。一方でハンドルに力を入れた時、勝手に
チェンジする時があるので注意が必要でした。今回のレバー式では親指で押し込む操作が
ほとんどで、シフトアップの時もボタン操作をします。つまり、ローギアへ入れる時はレ
バーを押し込み、トップギアへ戻す時はバネの力で一段ずつボタン操作で戻す訳です。
初日はこの操作に慣れず、思わずレバーを手動で戻そうとしてしまいましたが、こういう
誤操作に力を入れるとシフターを破損する恐れがあります。しかし操作その物は軽く、今後
も使い続けるのに問題はないと思えました。また、以前はシフターが場所を取った関係で
左右ブレーキレバーの位置が非対称でしたが、今回の改変で対象になりました。ちょっと
違和感があるのですが、そのうち慣れるでしょう。



整備はうまく行きましたが、ボトムブラケットの音は消えませんでした。これはペダル側
のベアリングが原因かもしれません。他にシフターの固定ネジがなぜか径の小さい物が入っ
ていて、自分のストックから合う物を使いましたが、長さが違うため少し飛び出しています。
この二点は今年中に解決しておきたいと思います。