



昨年の秋の整備以来、自転車の手を入れる時間がなくここにきてガタが出てきました。
春に後輪のタイヤを交換して軽い掃除ができましたが、今夏の暑さはなかなか収まらず、今で
も日中は30℃を超える日々が続いています。来月にでもなれば整備しやすい気温になると
思うのですが、早急に手を入れなければならない個所もあり取り合えず済ますことができました。
ギア関係のガタというのが僕の自転車では通年を通しておきます。多くはボトムブラケット付
近のトラブルで、これを解決するにはすり減った右ワンの交換しかありません。右ワンは長い使用
で固着していますが、サイズの合った工具がなく新品の右ワンがありながらそのままになっていまし
た。今年の冬にその工具が見つかったのですが、肝心の新右ワンが行方不明・・・そして整備の
時間もとれず、今のところボトムブラケットの定期的な調整しか手がありません。




そして、今年の夏ごろからチェーンが滑るようになり、これはディレイラーの調整かチェーンの交換
が必要なように思えます。前回のチェーンの交換も力を込めてペダルをこぐと滑るようになったのが
直接の原因でした。ディレイラーの調整で治らなければチェーンを2ピース短くする事もできますが、
それで上手く行くものでしょうか。万全を考えるなら新しいチェーンへの交換をしたいところです。
それから、前ブレーキのシューが1年ですり減ったらしくほとんど効かなくなりました。新しくする
までの間、固定部のワッシャーを1mm厚いものに交換する方法をとりました。こうするとすり減った
分だけシューを厚くするのと同じ効果があって、ワイヤーの調整も不要です。ただし、左右のシュー
のバランスが崩れるのでセンターの調整はしなければならないのですが、これは軽いねじ回しだけで
可能です。




他、後ろサスペンションのピポッド(関節部)から音が出るので交換部品を用意していますが、
分解組み立てには数時間かかるので良い日を選んでやる予定です。音は浸透力の強いシリコン
オイルをさせば一時的に収まりますが浸透力の強いオイルは蒸発も早く、毎日のように刺す必要
があります。音が出る箇所を特定して適した材質の部品を組み込めばオイルは不用になるはず
ですが、これは手探り状態なのが現状です。



