T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

 今年の概観に代えて 2023

2023-12-31 23:23:27 | 日記・エッセイ・コラム
   

 毎年、年末にリセットという現象が起きるといつも書き込んでいますが、これらの実態がいまだ
につかめていません。しかしほぼ正確に毎年起きる事なので、今年もそうなのでしょう。ただし、最近
ではこれを真似したのか個人でアカウントを消す人がいるようです。今年の年末は15日当たりにも
一回やったようで、被害をこおむった人がいたかも知れません。
 リセットという現象は、それまで情報の流れがプッツリと途絶えることで、過去の記録がご破算に
なる特徴があるようです。そこでそれまでの情報の流れを再び流すことになると考えられるのですが、
当然ながらすべての情報がカバーされているわけではなく、取捨選択があるはずです。誰がどうやって
いるのか?という部分がありますが、このような連続性の欠如によって世代の区切りができると思わ
れるのです。

   

 世代が区切られると何が起きるのか?これはこの情報筋に限った事ではなく、一般の間でもよく
あることです。つまり先人は卒業するか残留するか選ぶ機会を得て、新人は新しい世界を見ようと
する。その場で教授される世界観といったものが彼らの社会常識になるわけですが、そこに参加で
きなかった人はアウトサイダーとなってしまうのです。
 最近のネット環境でも言われることですが、ネットによって理想の世界が実現するという話は過去
の美談となりました。確かに様々な知識が集積され、便利になった一面もありますが、その反面の
間違った情報や意図的な偽情報や役に立たない大量の情報から私たちは自分で身を守らねばな
らなくなってしまったのです。
 今では国家を攻撃する手段としての情報戦が直に個人の情報端末に影響を及ぼしています。
フェイクニュースやミスリードに常に気を使っていないと、間違った方向に行ってしまって後悔する
ことになってしまいます。そればかりか人生を踏み外す重大なミスにつながることもあるので、私達
はいつも戦々恐々とする時代となりました。こんなことなら昔のままが良かったという声を時々聞く
事もありますが、時間は不可逆なので、できることと言えば私のように携帯を使わないでいる事ぐら
いでしょうか。
 まさにサイコパスが幅を利かす時代になったと言えないこともないのですが、逆に所在が明らかな人
はその人となりが知れるようになって、サイコパスは利点をアピールしないと生き残りが難しくなる
時代とも言えます。ネット上で嘘ばかり言っているアカウントは相手にされなくなるので、個人を偽装
する手段も発達してきました。他人の個人情報をつかって他人に成りすます背乗りが目の前のネット上
で堂々とまかり通っています。サイコパスは噓をついても罪悪感を感じないので、そういった生き方を
しても何らストレスとならないのです。
 このような人たちがネット内のコミュニティーに分け入って、正常なコミュニティーを破壊する
ということが日常的に起きるようになりました。気が付くと今まで正常だった場が荒れ果てて、取り返
しがつかなくなったという事はよくあり、移住先を求めるネットの流民が常に存在します。それが現在
のネット世界の現実なのです。

    

 そこで考えられるのは、上記のリセットにしても偽情報やミスリードをする人間によって浸食された
のではないかと考えられるのです。最初のうちは6月末と12月末の二回だったのが前後一か月の
4回が追加されたのです。それは大体10年くらい前から始まったように私には見えました。
 この人たちは自分の損得で勝手にリセットし自分に都合の良い情報を流し、親派を集める道具
として使うので、やがてほかのタイプの人たちは寄り付かなくなります。なんとなくそういう雰囲気を
感じ取る事ができないとネット上では危険が待ち受けています。それは歓楽街に潜む危険のように、独
特の雰囲気があって避けようとするにはそれなりの経験がいるのです。
 噂では、今年を最後にこれをやめると言っているそうですが、果たして本当なのでしょうか。この様
な場合、いくつかのパターンが考えられますので、よく検証する必要があります。
 Ⅰ、病気・死亡・拘禁又は経済的理由などにより活動が継続できなくなるため。
 2、虚言・ミスリードによる一時的な言い逃れ。
 3、3年前の情報が流れた。3年前とはコロナ禍が始まった時であり同人誌活動はストップした。

 いずれにしてもそれは個人の放言であって、別の者がまた同じことを繰り返すと私は考えています。
つまり私に対するストーカー行為や一方的な依存・背乗りは終わらないという事です。となると、戦車
関係の本を作っていたこの6年あまりの成功は、もう二度と望めないと考えられるのです。

  
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 コミックマーケット103に参加しました

2023-12-31 23:11:19 | 同人誌
   

 本日はコミックマーケット103の二日目が開催され、多くの人でにぎわいました。
前日の天気予報で天気が下り気味になることを聞いていたので、持ち込む荷物の防水に気を
使いましたが、実際にはぱらぱらと小雨が降る程度で心配するほどでもなかったのです。30日
には14℃という年末らしからぬ暖かさで、自転車の整備をしていました。チェーンが滑る症状と
前輪の減りがひどい事が分かっていたのですが、いつまでたっても時間が取れず、年末の好機と
思ってやったのです。結局新しく用意したチェーンは適合せず、余計滑りがひどくなったので元の
チェーンに戻しました。ギアもチェーンもひどくすり減っていることが確認できましたが、手の打ち
ようがなく来年対処するしかありません。前輪の交換と大まかな掃除をしてその日は作業を終えま
した。

   

 会場に着いて設営をして、今回も滑り出しは普通な感じでしたが、今回から一般の入場が
フリーになると聞いて少し期待もありました。コロナ禍の後コミケは入場量制限があって売り上げ
は頭打ちどころか右肩下がりです。そして今回は新刊がコミックということなのですがミリタリーブ
ースでは客層からして違います。少しでも既刊が売れてくれればという願望はありました。
 場所としては島中でしたが、ミリメカの場所が東館のコーナーにあたっていて、意外と人は良く
通る場所です。しかし「新刊は?」の問いに「ごめんなさい今回はコミックでミリタリーではないSF
なんです。」と何回も謝ることになりました。
 
   

 最初の1時間ほどはアーリーチケットのお客層でまばらなかんじでしたが、それ以降は人が
たくさん入ってきて正午ごろには昔のような満員の状態になりました。今年はコロナが一応終
わったという一般の認識で、マスクをしていない方もちらほらと見かけます。1時近くになっても
人出は衰えず、たくさんの人の流れがあります。最初のころはそれほどでもなかった売れゆきも
少しずつ伸びてゆきました。少しだけコロナ禍以前を思い出しました
 2時ごろになると流れも緩やかになって素通りするばかりになりました。前回はここから3時
ごろまで粘って何冊か販売できましたが、今回は新刊なしという事もあり、雨の方も気にかかる
ので少し早く切り上げました。
 売れないことを見越して持ち込み数は最低限に絞り、会場からメロンブックスさんに何冊か
引き取っていただく事前予約を入れておきました。同人の世界も便利になりましたが、これは電
子書籍などの台頭にともなってサービスをすすめなければならない昨今の事情でもあるのです。
イベントでの売り上げが期待できず、ネット販売でしか売れないのであればこちらの必要経費や
諸々の負担も考えコミケから撤退することも考えねばなりません。ネット販売ではその費用が購
買者の負担となるしイベントでの値引きもないので費用面では不利なはずですが、なぜイベント
での売り上げが伸びないのか分かりません。
 何らかの妨害工作(ネガティブ・キャンペーン)も考えられますが、今のところその兆候はあり
ません。

   
 
 帰りに秋葉原書泉ブックタワーに寄って在庫を確認しました。サスペンション百科はまだありま
したが砲塔百科は品切れだったのでメロンブックスさんに補充を頼むつもりです。メカ関連の本を
数冊買って浅草へと向かい、年末のお参りをするつもりでしたが、立ち食いそばを食べたところで
疲れが出て帰ることにしました。無理をしてもいいことはないし本をカートで運んでいるので雨の方
が心配だったのです。
 8時ごろ最寄り駅に着くと雨が上がった後で、地面は濡れていました。どうやら天だけはぼくの
味方だったようです。
 その後は家で寝る事しか考えていません。初詣は年が明けてからですね。 
 
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