昨年の12月のコミックマーケットにおきまして、同人誌販売店のコミックZIN様から
スカウトを受け手続きを進めておりましたが、その後担当氏から発注がなく連絡もなかっ
た為、店頭での販売は頓挫してしまいました。同人誌販売では独特のシステムがあり、本
の内容等を店側が審査して発注するという過程があり、売れないと判断された場合は発注
は行われないわけです。
今回のケースもそれに当たるのかと言えば、スカウトを受けていた手前そうは思えない
ので別の何かの事情が働いたのではないかと考えられました。また、今年上半期の書店で
の売り上げも不振で書泉ブックタワー様での戦車サスペンションの本の売り上げがⅠとⅡ
ともに20冊と信じられないような惨敗ぶりでした。5月にⅢを発売したことで波及効果が
あり、その後は回復しましたがⅠとⅡに関しては何やら悪い噂が流れていたのではないか
と考えています。
今年の2月のコミティア123においてもほとんど本が売れなかったこともあり、結果
的にサス本のⅢを作ることになったのですが、それが汚名返上につながったという見方も
できます。それはクリスティー式サスペンションの件で不正な情報漏洩が露呈したため、
Ⅲの記事に関して私の著作権が認知され既得権益が守られたのかもしれないのです。
ブログの閲覧数に関してもコミケの前後で特徴的な乱高下が見られました。一日の閲覧
数がイベント前までに徐々に400程に上がったかと思えば数週間前から100程に落ち
込み、イベント直後に再び300~500へ戻すという流れを見せました。10年前に引越
しに伴いブログを移転をした頃は閲覧数は100に満たない年が続いたものですが、いつ
のころからか100、200と増えていって現在に至ります。閲覧数自体は検索で当ブログが引
っかかる数も入っており、一人の閲覧者が複数ページを見るとそれも反映されるので正確
な数とは言えません。また、ブラウザを開きっぱなしにしているしている人がPCを再起
動すると、その時ブラウザが再アクセスしてきてカウントされるらしく、必ずしもブログ
を読んでいるとは限らないと考えられる訳です。
おそらく実数は半分から1/3くらいではないかと思います。同様な事が閲覧人数にも言
えますが、こちらはそれほど増減を見せません。
そういう事情を総合的に見ると、戦車サスペンションの本に関する売れ行きの動向には、
外部からの操作と言わないまでも何らかの意向が働いているのではないかと考えられます。
どこでどう言った動きがあるのかは想像するしかありませんが、慎重に構えるに越した事
はありません。コミックマーケットに関する限り毎回売り上げは伸びており、影響は最小
限ですが、これは客層が全国からやってくる全年齢であるのが原因ではないかと私は見て
います。書泉様における客層はどちらかというと20代より上で、東京近郊に住む利用客
であり定期的に来店している方々ではないかと考えられます。
すなわち特定コミュニティーに対して影響のある発言や意向が、ダイレクトに反映して
いたのではないかと考えられるのです。
そこで今後の戦車サスペンションの本の中期的な方向性として次の事を計画しました。
1 Ⅰに関しては電子書籍化して販売する。予価は未定だが安価にする。
2 Ⅱに関しては今一回重版して廃刊する。
3 Ⅲに関しては来年いっぱい発売する。
4 来年、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの総集誌を作る。ページ数90ページ、予価1000円。
1に関してはⅠの内容の半分以上がブログ記事をまとめた物である事と関連していて、
既にネット上で半公開されていることから妥当な判断ではないかと考えました。
2は4と関連していて、総集号に吸収する形を取るための処置です。つまりⅡが完売す
る時期と相前後して総集号を発売しますが、何らかの状況で予定を前倒しする場合、Ⅱは
現状で廃刊して総集誌へ移行します。
3はⅢが発売後まだ4カ月しか経過していないので、最新号として最低1年は継続販売
しなければ購読者の方々にご迷惑がかかるという考えからです。
また、ⅡとⅢはその内容が完全に書き起こしなので、電子書籍化は考えておりません。
最終的に電子書籍のⅠがサンプルの役目をして、総集号の販売に寄与する形を目指します。
長期的な予定として、別のミリタリー関連の解説本とサイコパス読本のオンデマンド誌
の予定があります。またコミックに関しては技術的な練習期間が必要であるので最低でも
1年は休止します。
サイコパス読本の様に読み切りの小冊子の企画は意外と需要があるかもしれないので、
今後も可能性を探って行こうと思います。
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Wikipediaのサスペンションのページにトラニオン・サスペンションなる項目が追加され
ているのを発見しました。もし私の同人活動が切っ掛けでこうなったのであれば嬉しい限り
であります。
ただし、私の知っているトラニオン・サスペンションは鉄道の4輪ボギーで開発された物
で、Wikiの項とは構造も多少異なる所があります。おそらくその発祥はイギリスあたりで、
前後個別にスウィング・アームで懸架されているので明らかに別物と考えられます。しかし
トラニオン軸を使っているあたりは共通しているので、基本的には同じ力学で作動している
はずです。
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