工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

お彼岸の意味

2011年09月22日 | 日記
今度の祝日・秋分の日は

お彼岸



不思議なものですね

誰が教えるわけでもなく

必ず この時期

花を咲かせる







彼岸花






昨日は

お彼岸のお寺参りに行ってきました










子供のころから

なぜか お経の後の説法が好きで

(昔から ちょっと変わった子どもだったのかも・・


この日も

楽しいお話に大笑い??





お話しは

彼岸(悟り・まことの世界)⇔此岸(悩み・思い通りにならない世界)



を 分かりやすく、ところどころ笑いも含めて

楽しく解説してくださいました。




彼岸は 彼方の岸・・あの世のことで

此岸(しがん)は この世・今 生きてる世界のこと


この此岸を インドでは 

サハーといい 

漢字では “娑婆(しゃば)”と書く


(極道モノの映画でよく聞くような・・



などなど・・言葉の意味から詳しく解説してくださいました。








「暑さ寒さも 彼岸まで・・」

とよく聞きますが

私は この春分・秋分の日を境に季節が変わるから・・??っと

思っていたのですが


暑さ・寒さなどを この世の苦しみに例え



「それも 彼岸(悟りの世界)に辿り付くまで・・」



とのこと・・

・・なるほど

・・・・妙に 納得してしまいました





この世は 悩み・苦しみ・厳しい現実の世界

日々の暑さ・寒さと同じように

それは 避けては通れない道ならば

彼岸まで

がんばるしかないのかな・・・












裏の畑にコスモスが咲いてました





花も昨日の嵐に打ち勝ち

今日も 

キレイな花を咲かせています




命の長さは違うけど

花だって

その短い命の中でいろんな環境を乗り越え

生きているなら



私も

雨の日も 晴れの日も 嵐の日も

日々を こなしていくしかない・・のかな




コスモスの花を眺めながら




私は どの辺・・なのだろう・・??

まだまだ

下草の間をユラユラ揺れているこの辺か・・?


それとも

しっかり 大地に根をはったこの辺か・・??


風に吹かれても

信念ぶれずに

背筋を伸ばした・・この辺で







ありたい・・


そんなことを考えた

彼岸の一日でした
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