工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

キルティングでセミダブルライダースジャケット

2020年10月13日 | 二っと・化繊etc~~洋服

またまた・・わたくし用。

断捨離中に見つけた キルティング生地。

 

用尺(メーター数)が短かかったので 

腰丈のライダースジャケットにしてみました。

 

 

 

 

裾は 切り替えベルト風。

 

 

袖口は、折り返し飾りカフス。

 

 

後ろは・・こんな感じ。

 

 

襟元をちょっと開けると・・

 

 

こんな感じ。

 

・・っで 今回・・裏地付き!

 

 

じゃぁ~~ん!

化繊の着物の反物を・・

 

 

総裏地で つけてみました。

まぁ~~華やか。

着物地って 映えますね~。

 

・・っで

今回も ボタンは・・

 

 

サンプルボタン帳から抜粋。

なので・・セミダブルと襟で 合計12個

全部、色・形が違います。

まぁ それはそれで いい味?!になってるか・・?な?

キルティングなので ボタンホールもミシンでは開けられないので

久しぶりに玉縁ボタンホール開けてみました。

 

 

・・っで せっかくなので 数日前に作ったワンピースに羽織ってみると

 

 

こんな感じ。

 

 

冬準備は これで 完璧!

さぁ~~!早く 冬よ 来いこい!

 

 

今回の生地は 随分前に お客様から頂いたモノで

裏地の化繊の花柄の反物も 以前 生徒さんにいただいたモノで

釦もサンプル帳から取り出したモノ。

 

・・っということは・・??

 

実質・・ 0円!

 

あぁ・・いただきものって ありがたや~~。

 

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ミシンが・・キュルキュル・・いい音がしない・・。

はずみ車が 空回りしているような・・そんな音がします。

 

ん・・・・さて どうしよう・・。

 

そこで!

よしっ 休憩させよう!・・っということで

もう一台と チェンジ~~。

 

 

同じモノが・・2台。

一台は 学生の頃買ったモノ。

もう一台は 自営で始めた頃

ヤフオクに同じ型のものが出ていたので

追加で買っておいたモノ。

 

扱いやすいし

同じ型なら なにかと便利かな・・っと。

 

これも 30年以上前の鉄の塊・職業用ミシン。

重いし・・オモイシ・・おもいし・・。

 

昨今は、軽くて持ち運びが楽で 糸掛けなど全自動で

ワンタッチで いろんな刺繍ができる!のが

主流ですが やっぱり それはそれとして

重たくて直線以外 なんにもできない この”ミシン”も また

絶対 必要!・・なんです。

 

数年前に ボタンホール専用に

最新式の家庭用ミシンを購入しました。

糸掛けも楽で 糸調子も自動、

家庭用とはいえ職業用と変わらない馬力が売り!

 

・・ですが

やっぱり・・安定感は 鉄の塊・職業用ミシンには・・敵わない。

バッグや 厚手の生地を縫う時の馬力は

全ての歯車が 

重た~い硬~い分厚~い”鉄”でできているこのミシンでないと

縫えない・・。

針が 前に進まない・・。

重たくて硬くて分厚いのにも 意味があるんですよね・・きっと。

 

ヤフオクで 

今でも 2万弱くらいで取引されているのをみると

やっぱり 重くて直線しか縫えなくても

このミシンじゃなきゃ ダメ!っという人たちも

大多数いるんだなぁっと感じます。

 

 

”簡単””・”楽””・”手軽”・・・という昨今のニーズに反して

”面倒””・”難しい””・”邪魔””・・・であっても

だからこその”良さ”が見直され

求められているのかも‥しれないですね。

 

 

すべてが 楽な方へと進み

面倒なことが 排除される世の中ですが

 

面倒なことを経験しているうえで 楽なやり方を模索するのと違い。。

まったく 経験も知識もないまま 楽なことだけが溢れる世の中は

‥この先・・危うい気がするのは。。

ただの老婆心・・??

。。そうであってほしいと願うばかりです・・。

 

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