工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣で暖簾

2022年12月02日 | 久留米絣~~バッグ小物

久留米絣で暖簾をお作りしました。

 

 

柄は・・この時期とは裏腹な・・夏の風物詩 花火。

 

 

まぁ・・でも・・最近は 冬にも 花火上がるし・・・(苦笑)

 

部屋が一気に華やかになったと喜んでいただきました。

良かったです。

 

 

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数日前、お天気がよく 気温がまだ高かったので

椿の植木鉢の大移動をしました。

 

2年ほど前に 「もう この場所から動かすことはないだろう・・」っと

大きい鉢に植え替え、しっかり根の張った椿。

 

・・ですが、今年 アジサイをカパカパ買いあさり?!増やしたせいで

庭は、手狭に・・。

アジサイの苗もしっかり育ち 葉が生い茂り・・裏庭は 密集状態・・。

密集すると 風通しが悪くなり 虫も付く。

 

そこで 椿の鉢を全部移動することに。その数・・8鉢。

 

とても 持ち上げることができないほど大きくなったこの株を

さて・・どうやって移動するか・・・????

 

・・っで えぃ~~~いっ 倒してしまえぇ~~。

 

っというわけで、 根についた土を極力落として軽くすることに。

 

この寒い時期に 植え替えをするなど狂気の沙汰???

 

ですが 他に方法はない。

 

・・っで 数年前 ”根きり虫==コガネムシの幼虫”にやられ 椿を枯らした経験から

根きり虫退治もかねて 植え替えをすることに。

 

まず、乙女椿をひっくり返してみました。

 

おぉ~~いたいた・・根きり虫の幼虫。

カブトムシの幼虫によく似た幼虫が 3匹。

その名の通り、根を切ってしまうので 木が枯れます。

土の中にいるので見つけにくいのですが

特徴としては、鉢の表面の雑草が 一本もなくなります。

そして・・次第に 木の根っこも食い荒らされ・・

気づいた頃には 枯れてしまってました(泣)

 

害虫とは言え 殺めるのは 気が引ける・・そこで

隣りの雑草が生い茂る空地へ~~ポォ~~イ。

 

これで 空き地の雑草をなくなるなら 一石二鳥ではないかっ!

 

ようよう鉢 2鉢の移動・植え替えを終え

念のため、”根きり虫”を調べてみることに。

すると・・根きり虫==コガネムシとよく似た幼虫に 

カナブンの幼虫もいるという。

なんとっ、カナブンの幼虫は 益虫。

土を耕し、豊かにしてくれる ミミズと同じ働きをする・・らしい。

 

その見た目が瓜二つ。

 

今回の幼虫は・・どっちだ???

 

そういえば・・鉢の表面の雑草は しっかり生えてたし

土も フカフカしてた・・。

しまった・・カナブンの幼虫(==益虫)だったかも。

 

その見分け方は、 

害虫・コガネムシの幼虫は 動きが機敏で土から出るとすぐに真っすぐ動き出し

益虫・カナブンの幼虫は 背中でクネクネ動くだけでまっすぐ動くことができない・・。

 

今回、鉢にいたのは・・・

 

しまった・・確実に・・・カナブンの幼虫==益虫だった・・。

 

知らず知らずに 大事なものを廃除していること

多々あるのかもしれないですね・・

 

植物が丈夫に育つためには 世話をし過ぎることより

”自然の恵みに任せること”っと

農家歴50年のお客様に教わったばかりだった・・(反省)

 

あと 6鉢。

次こそは、益虫・カナブンの幼虫も大事に共存させて

キレイな椿の花を咲かせたいです。

 

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