工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

黒髪山(乳待坊~見返り峠~青螺山)2022・12・10 

2022年12月10日 | 登山

今年の登山納めは 黒髪山・青螺山(せいらざん)!

乳待坊登山口から出発です!

今年は暖かい日が続いたせいか、12月とはいえ まだ紅葉が残ってました。

 

 

 

黒髪山は、霊山としても有名な山。

 

 

仏様に 登山の無事を願い手を合わせて出発です。

 

 

この階段から登っていきます。

 

 

この登山口から まずは、見返り峠まで行き 天童岩と青螺山の分かれ道で

青螺山へと向かいます。

 

 

見返り峠までは、約30分程度で到着!

そこから、この看板を頼りに 青螺山へと進みます。

案内板によると 青螺山まで 60分とありますが・・さてさて・・。

青螺山は 黒髪山系でも人気の山なので 道がしっかり踏み固められています。

 

 

しばらくすると 突然 視界が開けます。

 

 

岩だらけの道を登ると

なかなかの眺望です!

 

ちなみに・・この日当たりのいい坂道は・・名前は・・

ほんとかな???

 

 

そして、坂道を上りきると また 木々生い茂る山道が続きます。

 

 

だんだん・・山道が険しくなってきました。

 

この道であっているのか?っと不安になるあたりで ちゃんと 看板が出てきます。

 

 

ありがたい・・。

山肌の傾斜が きつくなります。

まるで ロッククライミング・・・(泣)

まだまだ 続きます。

 

ようやく 視界が開けた!到着か??とおもいきや・・

 

 

ここは、青螺御前。

青螺山の手前の山です。

ここからの眺めは・・こんな感じ。

見返り峠の案内板では、青螺山まで60分でしたが

私たちは、この青螺山の手前の山 青螺御前までで60分・・(苦笑)

 

この御前を一旦 下ります。

少しだけ ほっとするなだらかな尾根がつづきます

 

・・が、ホッとしたのもつかの間

この先に待ち受ける山肌は・・今までとは比べ物にならないほどの急登!

 

 

途中、すれ違う方に あとどれくらいですか?と尋ねると

「あと20分くらいかな~」と教えていただきましたが

内心・・・・じゃ・・私たちの足だと・・あと40分かかるな・・と覚悟を決め

 

岩という岩にくらいつき

 

ロープを頼りに登る・・のぼる・・ノボル・・・

ほぼ・・直角に近い?!岩場

 

山頂は・・まだか・・・・???

 

おおお・・・ようやく 空が見えてきました!

 

着いたぁ~~~~~!!!!

 

 

 

山頂の眺めは こちら!

 

 

眼下に見えるのは、佐賀・伊万里の町並み。

遠くに見える海は、伊万里湾です。

 

いつも登る お隣り黒髪山(天童岩)とは また違った景色。

多くの登山者が この青螺山を目指す理由が分かった気がします。

ちなみに ここまでの所要時間 約40分。

やっぱり 倍かかってしまいました。

 

この日は、お天気のよく 絶好の登山日和だったこともあり

登山者も多く

ほとんどの方が 単独か 2~3人くらいの少数グループ。

中には、5~6人の団体さんもいて 登山競技のように 

山から山へと 縦走していく強者たち・・。

(すごい・・私たち この山だけで へとへとなのに・・。)

 

ちょうどいい時間になったので

この山頂でお弁当を食べることに。

同じく山頂でご飯を食べていた他のグループの方と

おしゃべりしながら食べるおにぎりは美味しい!

 

知らない者同士

はじめて顔をあわせ、名前を名乗るわけでもなく 

その後 会うこともないと分かっている者同士ですが

山とは 不思議な空間で 

”山”が好きというだけで

まるで 数年来の知り合いかのように

話が弾み、冗談が言い合える。

不思議なものです。

 

この2年間、コロナで外出を控え 人との接触を避け

息をひそめて過ごしていただけに

やっと 日常が戻りつつあることに

心からホッとしています。

 

大それたことなど無くていいんです。

ただ、日常が 滞りなく過ごせれば

それでいい。

これからは、もっと山に登る。

どんどん登って いろんな景色を見る。

ある作家さんが本のなかで

「空に近い方が 願いごとが 神さまに届きやすい」なんて話があったなぁ

 

 

今度登った時は、願い事を唱えてみよう・・。

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