工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

佐賀県 黒髪山登山!

2019年06月16日 | 登山

先週の日曜日 念願の黒髪山(佐賀県武雄・有田)に

登ってきました。

 

ほぼほぼ・・初登山。

 

登れるかな・・っと不安を抱きつつも

ずっとやってみたかった山登りができることに

ワクワク感もとまらず

集合時間の30分以上前に

集合場所についてしまいました・・。

 

集合場所は

黒髪山の麓にある”黒髪神社”

 

パワースポットと名高い神社です。

 

 

 

 

鳥居をくぐると・・

目の前に広がる モミジの青葉。

 

 

 

太鼓橋にかかるモミジの新緑が ほんとにきれいで

はぁ~癒されます。

 

太鼓橋を渡り本殿へ向かうと

朝一番にきたこともあって

掃き清められた境内は

空気も澄み切っていて気持ちがい~い。

 

 

・・っで 

本殿へ登山の無事を祈願。

 

 

 

 

御朱印もいただいてきました。

 

 

 

天皇陛下御即位 ”令和”

今年 限定ですね。

いい記念になります。

 

・・っで 参拝も終え 御朱印もいただき

いざ!出発!

 

・・ですが 

今回は 初心者(私)も参加ということで

山の麓の登山口から~~中腹まで車で上り 登山道へ入ることに。

 

 

 

まっすぐに並ぶ 杉木立。

 

 

 

前日に降った雨のおかげか

木々が青々と輝き

空気がひんやり~

あぁ・・マイナスイオン~。

 

・・っと 初心者の私は 

キョロキョロ周りを見渡しつつも

雨のぬかるみに足をとられないよう・・

落ち葉で滑らないように

もくもく・・っと上ること

 

20分。

 

第一休憩ポイント 西光密寺に到着。

 

 

 

黒髪山は 佐賀県・有田町と武雄市にまたがる大きな霊山。

その昔は、修験者が修業をした霊場でもあり

ここ西光密寺も 山寺の一つです。

 

お庭には 多くの仏様がまつられ

池には鯉が泳ぎ

時には 石の上から蛙が飛び込み・・

ほんとに ぽちゃん・・っと

蛙飛び込む水の音・・

・・が 聞こえる長閑な場所です。

 

 

ここ黒髪山は

お寺の境内だけでなく

山全体が霊山であるため

岩の上 岩の祠 分かれ道など

いろんなところに

神様が祀られ

歴史と 

信仰心の篤さを感じます。

 

 

そして・・一息ついたら

 

さぁ 山頂めざして 出発!

お寺の横から 山へと続く階段は・・

 

 

 

別名・・心臓破りの階段。

 

段差の違う足場の不規則な階段に

足を取られつつ またもや・・もくもくっと上るのぼるノボル・・

 

 

・・っと

登り切った先に・・

 

 

 

天童岩。

 

 

 

大きな岩・・

 

その横を 登ります。

 

 

 

これ 下から見上げた様子。

 

岩に太い鎖が張られ 鉄の足場を上っていきます。

 

 

 

ひえぇ~~~。

 

 

 

 この岩場をのぼり・・

いったい・・どこへ??

 

 

・・登った先に見えたものは・・

 

 

 

 

 

360度の 大パノラマ!

 

右手は 佐賀県有田町

 

 

左手は 佐賀県武雄市

 

 

この岩の上で 絶景を見下ろしつつ お昼ご飯です。

 

 

 

 

 

風が気持ちよく

コンビニのおにぎりでも

山の頂上で食べれば それだけで大満足。

 

 

 

 

 

 

岩の上は 平な部分は・・畳2畳もあるだろうか??

 

 

 

足を伸ばせば すぐそこは・・断崖絶壁。

 

でも・・だからこそ

遮るものもなく 

気持ちがいいんですけどね~。

 

しっかり 絶景を満喫し

下山へ。

 

来た道(岩場に鎖)を逆戻りというルートもあるそうですが

別ルートで下山することに。

 

今度は 獣道?です。

 

 

 

当然ながら・・

舗装されていないので

木々の間を ロープとリボンテープだけをたよりに降りていきます。

 

 

 

スニーカーで きていた初心者(私)

 

山を 甘く見てました・・。

 

登りより 下りの方が

足への負担は大きい。

ジョギングシューズくらいの靴底では滑る・・。

 

木の根っこを階段代わりに降りていく山道では

滑る靴は 

踏ん張るために・・膝に負担が・・。

 

やばい・・やばい・・。

 

転ばないことだけを注意しつつ

 

 

30分ほどで

最初の休憩地 西光密寺に到着。

 

天童岩の周りをぐる~と一回りして降りてきたようです。

 

帰りは 車道をノンビリくだり

 

 

ようやく・・花をみる余裕もできてきたりして・・。

 

黒髪山には

ここにしかない固有種の植物が

数多く生息しているそうで

途中 草花の写真を撮っている登山者の方もいらっしゃいました。

 

 

珍しい花や草花を観賞しながら

登山ができたら

もっと楽しいだろうなぁ~。

 

 

下山した後は

すぐ近くの 

黒髪温泉 天童の湯 に入り

お風呂上りは

これまた すぐ近くのお洒落な喫茶店で

ソフトクリームを食べ 

身も心も癒され 帰路につきました。

 

 

念願の初登山。

ほんとに気持ちがよく

登ってよかったです。

楽しかった。

 

 

黒髪山は 

今回上ったルート以外にも

たくさんの登山ルートがあるそうなので

来月は 別ルートで登ることに

 

来月7月は 

梅雨もあけて

さわやかな夏びよりかな~。

 

暑いかな~

日に焼けるかな~

 

・・っと

 

気持ちは もう来月の山へと向かってますが

 

 

まずは 登山用の靴を用意しないとね・・

 

 

 

 

連れて行ってくださった皆様に感謝。

来月もよろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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久留米絣 イタリアンカラーのジャケット

2019年06月13日 | 久留米絣~~コート・ジャケット

久留米絣で 夏に羽織るジャケットをお作りしました。

 

 

 

 

衿は 台襟続きの イタリアンカラー

 

 

 

第一ボタンまで開けると・・

 

 

 

こんな感じ。

 

 

ちょっとラフな感じになります。

 

袖口は スリット開き。

 

 

 

後ろは・・

 

 

 

 

こんな感じ。

 

 

今週末のコンサートに着ていくそうです。

 

楽しんできてくださいね~

 

****************

 

 今日、前職の先輩に街でバッタリ会いました。

オーダーの修業をしていた頃

パタンナーをしていた大先輩です。

その先輩は、母と同じくらいの年齢で

いろんなことを教わりました。

 

10年前に前職を辞めた後は

よく街を歩いている姿を見かけることはありましたが

 

2年ほど前に偶然 近所のストアーでバッタリ。

 

大きなマスクをした先輩は

 

・・ある大病を患い 闘病中とのことでした。

 

「5年 生存率・・20%」

 

っというその大病に

先輩は、前向きに向き合ってました。

 

一緒に働いていたころから 

プラス思考で

どんな困難もコツコツ努力を惜しまない人でした。

 

「その5年後の20%に入るようにがんばらなきゃ!」

 

っと明るく話す先輩。

 

 

あれから3年目に入り

その後 先輩はどうしているのだろう?っと思っていたところ

思いは通じるのか

今日、その先輩が街で歩いているところにバッタリ。

 

思わず

 

「よかったぁ~。」

 

っとホッとしました。

 

冬場は用心して外出は控えていたそうですが

最近は、

午前中、カーブスに通い

午後からは 街を歩いて回っているとのこと。

 

とにかく元気そうで

顔色もよく

先輩のその姿に

食事と運動を心がければ

病気も克服できるのだと 勇気をもらいました。

 

その変わらぬ笑顔に

「先輩は 大丈夫だ!」

 

そんな確信がもてる笑顔でした。

 

 

お互い

”街ぶら”仲間で

がんばりましょ!

 

 

 

 

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ロングワンピースをツーピースにお直し

2019年06月11日 | 二っと・化繊etc~~洋服

ロングワンピースを ツーピースにしてほしいとのご依頼。

 

ロングワンピースを・・

 

 

ツーピースに。

 

 

 

 

こんな感じ。

 

ウエストの部分で切り離しました。

 

上着と・・

 

 

 

スカート。

 

 

 

 

こんな感じ。

 

上着丈を優先してとったので

スカートのウエストは 別布で。

 

 

上下合わせると・・

 

 

 

 

こんな感じ。

 

ロングすぎて・・今まで着れなかった・・とお客様。

いただいた物なので処分するわけにもいかず

ずっと箪笥にしまっておいたそうです。

 

これで ようやく日の目をみられるかな・・?!

 

ぜひ、ご活用くださいませ

 

 

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先日、お得意様からお直しの依頼が・・。

 

お伺いすると

 

”革のコート”をベストにしてほしいとのご依頼。

 

基本・・革は断ります。

 

断固 断ります!

 

 

・・・なのですが

 

「どうせ できんかったら捨てるとやけん どがんでもよかけん やって

 

・・っとお客さま。

 

今までも数件 依頼がきて

(お得意様だけに・・)

結局 毎回 おしきられ

断り切れず・・受けてきましたが

 

今回も・・これまた どうなることやら

 

今回の依頼は なかなか・・

強敵です・・

 

 

 

革製品の扱いとして・・

 

革は アイロンがかけられないので

専用の ゴムノリで裾上げや縫い代などの始末をします。

 

お直しの場合 ミシンがかからないところは

手でまつりますが 

針が刺さらないので

指に・・穴があきます・・

 

革は ミシンの跡が残るので・・

縫い直しがきかない・・一発勝負です。

 

 

はぁ・・どうなることやら。

 

 

明日 仮縫いです

・・がんばります

 

 

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"世界地図の下書き” 著 朝井リョウ

2019年06月11日 | 今日の一冊

雨の降る夏まつりの夜 小学三年の太輔は

夏祭りの目玉行事 ”願い飛ばし”に行こうと母にねだる。

「今年は我慢して 来年お父さんも一緒に三人で飛ばしに行こうね。」

母は、そう言って 雨の中 

仕事帰りの父を迎えに行き・・・・。

 

 

 

突然両親を失った太輔。

二度と戻らない”家族”

太輔は ”青葉おひさまの家”という養護施設にはいることになる。

 

様々な事情で”おひさまの家”で暮らす子供たち。

 

親との距離感

学校生活での孤独。

幼い心に それぞれが たくさんの悩みを抱えながら

日々懸命にいきていく。

いつしか お互い 欠かせない心の支えとなるのだが

 

いつまでも子供ではいられない”別れ”の時がやってきて・・。

 

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願いを飛ばす”蛍まつり”

これを成功できれば”なにか”が変わる。

 

それぞれが願いをこめて

”蛍祭り”の復活に取り組む・・。

 

 

 

小説だから 最期は ハッピーエンド!

 

・・なんて

 

絵本のような幸せな結末で終わらないところが

現実的であり

切なくもあり・・。

 

 

でも

”幸せ”な終わり方ではないかもしれませんが

いろんな”幸せの形”があり

”おひさまの家”の子供たちが

一人一人が出した決断に 

「うあわぁ・・そうくるか・・。」っと

ちょっと心揺さぶられました・・。

 

 

読み終えて 

ただただ・・一言

 

「(朝井 リョウさん) いいっ!」

 

 

 

この世界観にはまりました・・。

朝井リョウさんの他の本も読んでみたいと思います。

 

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"キケン” 著 有川 浩(ありかわ ひろ)

2019年06月06日 | 今日の一冊

某市の某町にある

”成南電気工科大学機械制御研究部”

略して・・機研・キケン。

 

 

 

 

その特殊な?!部活に所属する個性豊かな部員たちの

破天荒な大学生活を描く

青春小説??

 

ノリと突っ込み・・だけ?!で

犯罪スレスレ・・な文字通り”キケン=危険”な部活動。

 

何事においても 手を抜かない

遊び・学園祭にさえも 常に本気で全力投球!?な部長。

そんな部長に

翻弄され?ながら

ともに全力疾走しながら成長していく部員たち。

 

 

 

 

こんな人・・いないっ・・

っと

突っ込みを入れたくなるようなエピソードに

 

ついつい引きこまれ

 

いつのまにか

 

もし こんな先輩がいたら

子供でもない大人でもない”学生”という特別な時間を

もっと 濃く・深く・楽しく 過ごせたのかもしれないっと

羨ましくもなります。

 

 

 

”図書館戦争”や”旅猫リポート”など

映画化された作品も多い 有川浩さんの作品。

 

どこにでもありそうな日常生活から

ありそうにない世界を描きつつ

必ず 最後は・・

心が ほっこりする。

 

 

 

今回も・・一気に はまって読んでしまいました。

 

 

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作者のあとがきに

”・・男子というイキモノは独特の世界を持っていると思います。

男子しか共有できないその世界は 女子から見るととてもキラキラしていて・・”

 

という文章に

「あ・・わかるわかる・・。」

っと思ってしまいました。

 

よく言えば 無邪気。

 

そんな無邪気さが

満載の一冊です。

 

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”図書館戦争”や  ”旅猫リポート”など

映画化した作品が多いですが

 

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