工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

白大島紬でスタンドカラーコート

2019年12月19日 | 大島紬

白大島紬のお着物でスタンドカラーコートをお作りしました。

 

 

 

 

襟元を閉じれば・・

 

 

 

こんな感じ。

 

・・っで 開けると・・

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

 

衿元を開けると ちょっとだけ 華やかな雰囲気になります。

 

切り替えには ピンクの八掛を差し色としてパイピング挟み込み。

 

 

サイドに スラッシュポケット

 

 

 

 

袖口は スリット。

 

 

 

 

後ろは・・

 

 

 

こんな感じ。

 

小柄でほっそりとした可愛らしい雰囲気をお持ちのお客様。

今日 初納品でしたが

とってもお似合いでした。

良かったです。

 

****************

 

最近 散歩をしていると

メジロをよく見かけます。

 

メジロって 春になったら

山から下りてくる?!ものだと思ってました。

 

今は 街に住んでいるんですね

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黒髪山・乳待坊~雌岩 2019.12.14

2019年12月16日 | 登山

今年も残りわずかとなってきました。

先週 今年の締めくくり 黒髪山登山に行ってきました。

 

今回は 乳待坊展望台からの出発です。

 

 

乳待坊ルートを上るには、

下のキャンプ場から歩いて

この展望台まで約20分の山道を登るコースと

ここまで、車で登ってきて ここからスタートするコースと

二通りあります。

 

 

 

展望台公園には、御大師さま(弘法大師)が祀られています。

 

登山前に 山の安全を無事を祈願して いざっ出発!

 

 

登山口までは 車道を進みます。

 

 

まだ 紅葉が残ってました。

先月の終わりくらい(11月末)が見頃だったそうです。

 

 

黒髪山は 修業の山。

岩陰に 仏様が祀られています。

 

 

 

黒髪山は 霊験あらたかな修業の山でもありますが

固有種の植物が多く生息する植物の宝庫でもあります。

 

 

冬枯れのこの時期にも まだ 青々とした下草。

その中に 赤い実をつける植物 発見!

 

なんだろう・・?

今は、ネットで何でも探せる時代ですが

調べ方が悪いのか この植物の名前を見つけることはできませんでした‥残念。

 

 

・・っで 同じように赤い実をつけるこの植物は

”マムシグサ”

 

 

 

花の時には 

水芭蕉やカラーに似た形をしているようです。

花の開花は 4月~6月。

来年、忘れずに花を探してみたいと思います。

 

 

 

 

展望台から10分程度で 登山口に到着。

 

 

 

ここからが登山のスタートです。

 

山道にはいると 空気がひんやり。

マイナスイオン~~!!

緑も増え・・さっそく

”龍の髭(リュウノヒゲ)”発見!

 

リュウノヒゲは 公園などでよく見かけます。

 

よく見てみると・・・

 

 

丸い 青い実がなっています。

 

よく見かける植物ではありますが

こんなにきれいな青色の実がなるとは

しりませんでした・・。

 

よく似た植物に ノシランというのもあるそうです。

同じように 青い実がなるそうですが

ノシランは 実が楕円形をしているそうです。

 

 

山は まだまだ続きます。

 

 

 

 

 

よそ見ばかりしていたら 置いて行かれます・・。

 

 

山に入ると この石積みをよく見かけます。

 

”ケルン”というそうです。

 

分かれ道など分かりにくい場所に

目印や道しるべのために積まれているそうです。

他、遭難者の慰霊碑もこめたものもあるそうです。

 

 

茶色の土壌に 青々とした木が生えてきています。

 

 

よく見ると・・

 

 

 

 

小さな小さな 白い蕾??

 

 

”ルリミノキ”??

 

この時期(11月~12月)になると 

瑠璃色の実を実らせることがこの名前の由来になっているとのこと。

 

花は 5~6月に咲くらしいのですが

 

・・今、小さな蕾がついているような???

 

??違う植物なのかなぁ??

 

でも 別の場所で ”ルリミノキ”の立て看板があったので

この地域に生息しているのは間違いないっと思われます。

 

今度 来た時に また見つけることができたら

もっとよく観察してみようと思います。

 

この植物は”ツワブキ”

花の時期は 10月~11月。

 黄色い花を咲かせます。

 

 

今は・・

 

 

 

白い綿毛になってました。

 

 

 

適度な湿度と 豊かな土壌。

 

 

岩の上にも 様々な植物が息づいています。

 

この写真の中だけでも

4種類の植物が。

環境がいいと 植物も生き生きしてます。

 

 

 30分くらいで 第一休憩ポイント。

見返り峠に到着。

 

 

 

ここにも 仏様が祀られています。

 

山と山との分岐点。

 

 

登山者を

静かに見守ってくださっているようです。

 

セイラ山・有田ダム・・っとルートは分かれますが

私たちは 山頂 天童岩へ進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

道は 険しくなっていきます。

 

 

岩をのぼり・・

 

 

沢を超えていきます。

 

雨が降れば ここが川になるんでしょうね・・。

水の勢いに押し流された倒木。

転がり落ちる石ころ・・。

自然の破壊力がしのばれます。

 

 

 

そんな自然界の中で生き抜いていくために・・

 

 

 

急斜面を這うように伸びる木の根っ子。

嵐の夜も雪の寒さにも耐え抜く根っこは

私たちが 乗っても 歩いても ビクともしません。

 

自然の中で生きるって

すごいなぁ・・。

 

杉木立の下 群生する”カネコシダ”

 

 

 

黒髪山の固有種。

 

 

 

 

大きな葉が 一面を覆う神秘的な空間です。

 

急斜面を登り切ると

御大師様が佇んでいらっしゃいました。

 

 

 

信徒さんの手作りでしょうか?

赤い帽子をかぶっていらっしゃいます。

 

 

 

 

お水とお賽銭。

そして お塩とお米もお供えしてありました。

 

優しいお顔に癒され 先に進みます。

 

 

 

 

 

そして・・天童岩登り口に到着です。

 

 

 

さて・・これから この岩場を登ります。

 

 

岩のくぼみを足場に

鎖を伝って登っていきます。

 

 

鎖の次は 鉄のハシゴです。

 

 

このハシゴが 結構・・こわい。

油断すると 踏み外しそうになります・・。

 

 

 

そして・・これを登り切れば・・

 

 

到着!!

黒髪山、518m。

 

 

山頂からの眺めは こんな感じ。

いつもは 少し ガスがかかったようになっていましたが

この時期は 空気が澄んでいるせいか

今まで登った中で一番 眺めがよく 

遠くの山まで見渡すことができました。

この日は 風もなく 暖かかった(12度)こともあり

山頂は 多くの登山者で賑わってました。

 

 

 

 

 

恒例のおにぎり・おやつタイム。

やっぱり 山で食べるおにぎりは 格別です。

 

・っで30分ほど休憩の後

先ほどのハシゴ・鎖を降りていき

来た道と同じルートを下ります。

 

そして・・今回は、 途中で もう一つ立ち寄る場所が・・。

 

 

”雌岩(メイワ)”

 

それは・・

 

 

 

断崖絶壁の岩の上。

 

展望台から見えていた あの大岩の上です。

 

 

岩の上から身を乗り出すと

遠くにキャンプ場が見えます。

 

 

 

この大岩の上にも見守ってくださる仏様がいらっしゃいました。

 

立ち上がることもままならないような岩の上。

怖いこわい・・っといいながら

怖いモノ見たさでのぞき込む・・下界。

 

 

 

ちょっと 童心に帰ったようで楽しかったです。

 

 

帰りは 行きと違い 足も軽やか。

 

緑の中にところどころに残る紅葉を楽しみながら無事下山。

 

 

 

 

途中

登りでは気が付かなかった仏様のお姿も・。

 

横に生えている黄色い葉っぱの木が・・

”バイカアマチャ(梅花甘茶)”

 

 

6~7月に 梅の花に似た白い花をつけるようです。

 

その時期に忘れずに来よう!

 

 

 

まだまだ 奥の深い黒髪山に

ますます魅了された一日になりました。

 

今回は、 植物に焦点を絞って登ったので

下山後も 

”あの花は何だろう?あの実は何だろう?””っと

調べること、知ること が

とても面白く

新しい山の楽しみ方を覚えた気がします。

季節ごとに変わる植物を追っかけ?

来年も 山に登りたいと思います。

 

下山後 この日の温泉は 武雄温泉にいきました。

 

 

赤い楼門が目印。

 

熱めのお湯が気持ちいい~!

 

登山後、温泉 やめられません。

 

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今年は

ちょうど去年の今頃 思わぬことで体調を崩し

健康の有難さに気づかされた一年のはじまりでした。

 

まだ大丈夫 まだいける・・体の悲鳴を無視しつづけ

危うく大変なことになる一歩手前で

命拾い。

 

生かされた命と肝に銘じ

健康に気を付け

来年も

仕事も山登りも 楽しみたいと思います。

 

 

 

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黒の絵羽織でジャケット。

2019年12月13日 | その他の着物

黒の絵羽織で ジャケットをお作りしました。

 

 

 

 

 

衿は 後ろスタンドの開襟衿。

 

 

 

見返しとして使っているのは この絵羽織の裏面。

 

裏面は、赤いラメになってました。

 

前端に 少しだけラインにように見せてます。

 

袖口は・・

 

 

 

 

 

少しだけ フレアー袖。

 

後ろは・・

 

 

 

こんな感じ。

 

 

後ろの切り替えに 見返しと同じく裏面を使ってパイピング。

 

 

 

 

この縦線が入ると 少し華やかさがでます。

 

 

 

今回、裏地には・・

 

 

 

赤い長着のお着物を使いました。

 

明日のお出かけにさっそく着て行かれるそうです。

よかったです。

 

 

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暖かいですね。

明日は土曜日。

年内最後の黒髪山。

登り納めです。

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モスグリーンのお着物でコート

2019年12月13日 | その他の着物

モスグリーンの長着でコートをお作りしました。

 

 

 

襟元を閉じる・開けるで 雰囲気が変わりますね。

 

 

 

 

衿は寒い時には 閉じてスタンドカラーとして。

襟元を開けて 首にスカーフなどをまいて軽快に。

 

 

見返しには 男物の亀甲大島を使いました。

 

 

袖口にはスリット。

 

 

 

折り返すと・・

 

 

 

見返しと同じ 大島紬。

 

袖は ラグラン袖なので 肩回りが楽ちんです。

 

 

後ろは・・

 

 

 

こんな感じ。

 

後ろ中心に タックを入れているので背中のゆとりはたっぷりです。

 

 

 

裏地無しなので 秋口~春先まで 季節は長~く着用いただけます。

 

前を閉じてワンピース感覚できることもできます。

 

 

今日は 暖かい。

こんなに暖かいと 裏無しの薄手のコートで十分です。

さっそく着てお出かけされました。

 

良かったです。

 

 

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長崎は みかんの産地。

先日、長崎に行った帰り道 道ノ尾駅により

みかん を物色。

生産者さんごとに 品種もいろいろ。

原口みかん

早生みかん

原口早生みかん・・・などなど。

 

生産者市場のいいところは 

安さと新鮮さ・・っと食べ比べができるところ。

みかんの試食をパクパク。

調子にのってあれもこれもと試食していたら

それだけで お腹いっぱいになりました・・・(苦笑)

 

その中で 「これ!」っという

甘~いみかんに出会い GET!

 

同じ品種なのに 生産者さんによって味も甘みもこんなに違うのは

・・なぜ?

 

次 また買いに来るときのために 

生産者さんの名前をしっかり覚えておかねば。

 

 

 

消費税があがり 

買い控えが進み 消費の冷え込みがすすみ

アパレル業界(大手デパートや小売店など)も大打撃を受けているそうです。

今後、倒産する企業も増えるだろう・・っと懸念されています・・。

 

先日、友人(同業者)との忘年会でも

「生き残りかけ・・それでも(消費者の買い控えが進む中でも) 

人が買いたくなる魅力的なものを作っていけば・・。」っと

いう話になりました。

 

さて?!”それでも”人が買いたくなるようなもの・・とは??

 

それは・・

まさに 生産者市場の

”みかん!だ。

 

たくさんある中

”この人の このみかん!を買いに行こう!”

そう思わせる魅惑のみかん。

 

 

はてさて・・私は??

”このみかん!”を作り出すことができるのか??

 

友人たちと おいしいお肉を突きながらも

こんな真面目な会話もありの忘年会でした。

 

 

 

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太宰府・水瓶山 2019.12.07

2019年12月09日 | 登山

先週末、友人たちと忘年会の翌日

太宰府の水瓶山に登ってきました。

 

前回、登った四王寺山の右側?!に位置する山です。

 

太宰府天満宮の横を通り過ぎ 住宅街を登っていきます。

 

 

 

すると・・突然 看板がでてきます。

・・っで住宅街を通り抜け

 

 

 

鳥居がでてきます。

 

山道を数分登ると・・砂防ダムがあり

 

 

赤い鳥居が見えてきます。

紅葉は落葉でしたが 辺りは すべてモミジ。

時期にきたら綺麗だったろうな・・。

・・っでこの鳥居をくぐり

 

 

黒岩神社が見えてきます。

ここで 登山の無事を祈願し 先に進みます。

 

足場は、階段が整備されています。

 

小さな岩登り。

ロープが張ってありますが 持たなくても登れる岩場です。

 

そして・・

 

水瓶山 到着!

212m。

30分程度で登れます。

 

景色は・・

 

 

こんな感じ。

 

山頂には 雲龍神が祀られています。

 

目の前には・・

 

福岡で一番人気の山。

宝満山。

険しい上級者向けの山。いつか登りたいですね~。

・・っで 水瓶山からさらに上へと進みます。

 

 

 

杉木立の中を進んでいきます。

 

 

太宰府に近く 歴史の多く残るこの一帯の山は 霊山でもあり

道沿いには

数多くの仏様が祀られています。

 

 

 

 

 

 

道は、尾根伝いに進んでいくのでなだらかで歩きやすく

軽装で登ってこられている方も何人かいらっしゃいました。

 

 

ここが 大原山の山頂?!

355mの看板。

木の根元の仏様

 

 

 

あまりにも小高い丘の上だったので

”山頂”であることを見過ごしてしまいそうになりました・・。

 

・・っで 山頂なので 今度は下ります。

 

 

 

 

 

 

きっと 札所を記したマップとかもあるんだと思いますが

通った道で見落とした札所のあるようで

数か所しか見つけられませんでした。

 

 

 

看板発見!

 

小石垣に向かいます。

 

しばらくすると・・人の声が聞こえてきました。

 

 

突然 視界がひろがり

20人ほどの先客 御一行さまが お昼を食べていらっしゃいました。

 

 

ここ小石垣は

ちょっとした公園になっています。

 

そして・・これが

 

 

大野城跡 小石垣。

 

四王寺山の反対斜面にも 大野城の石垣跡があったような・・。

このあたりの山 一帯が 山城だったのかもしれないですね。

 

・・っで ここで 先客さんたちに交じり 

私たちもお昼ごはん。

日陰はひんやりしましたが

この日はお天気もよく

日のあたる場所は、ポカポカっと暖かく

寒さに震えることなく ゆっくりお弁当を食べることができました。

 

・・っで そろそろ下山。

今度は 来た道とは逆方向に 沢の横を通っていきます。

 

 

前日に雨が降った割には 水量は少なく

 

 

 

川底が見えてました。

お天気が続きすぎているので 山も乾燥しているのでしょうか?

 

沢から 広い田んぼにでました。

 

 

田んぼを横目に進むと・・

 

 

看板がありました。

 

 

ここにも 歴史の名残が・・。

 

発掘調査が進むと きっといろんな歴史的発見の残された山なんでしょうね・・。

 

 

 

・・っで ゆっくりノンビリ 山を散策しながら

2時過ぎには 無事下山。

 

 

札所や歴史跡を垣間見ながらの水瓶山~~大原山登山。

 

尾根伝いが多く

道も開けていて とても歩きやすい道が多かったのですが

整備されている階段は 一段一段が ちょっと高かった?!せいか

今回は、”下り”で 脚と腰に堪えました・・。

最近、朝のウォーキングをちょっとさぼったツケが回ってきたようです。

 

日々の積み重ねは重要です・・(反省)

 

今回、足腰には堪えましたが

また登りたくなる 気持ちのいい山でした。

 

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