工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣で暖簾

2022年12月29日 | 久留米絣~~バッグ小物

久留米絣で暖簾をお作りしました。

 

 

音符♪柄のかわいい絣です。

 

お客様のお宅の応接室には 大きなステレオがあり

古いレコードなどが飾ってあります。

そのお部屋の入口に掛けるそうです。

ピッタリですね。

 

 

暖簾なので 箇所箇所を縫い合わせるだけ・・っで

 

出来たぁ~~!!っと・・・喜ぶもつかの間・・・

竿に掛けてみると・・なんか・・・違和感???

 

よ~く見ると・・音符が・・逆だ==逆さまだ・・・(泣)

 

↓これ・・間違い==逆さま

 

↓正しいのは こっちの向き

 

 

気づかないっと言えば 気づかないのでしょうが

織本さん曰く・・この音符は ちゃんと楽譜になっているらしく

そのコダワリを 私が無にしてはいけない!!っというわけで

泣く泣く・・全部ほどいて やり直し。

 

でも やり直して良かった。

すっきりしました。

 

新年あけにお届け予定です。

 

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今年の年末は・・なんとも変な天候が続いておりますね。

12月なのに 日差しが暑くて 本当に冬なの?っと疑うような日もあれば

先週は、2週連続で 雪が積もる・・。

九州でも 年に1~2回は ドカ雪が降ることがありますが

立て続けに 雪が積もることは珍しい。

その雪の日 裏のアジサイは・・こんな感じ。

 

霜よけシートをかぶせていましたが その上に 雪・・。

 

 

百均の霜よけシート なかなか優れもの!

被せておいて良かったぁ・・・。

 

↓↓こちらは 背丈が大きく 霜よけシートがうまくかけられなかった鉢

 

 

黒のマルチシートにこんもり 雪が積もっています。

 

こ・・これは・・大丈夫なのだろうか・・・???

 

 

こうやって 写真を撮っている間にも

また 深々と雪が積もりはじめ

慌てて 背丈の大きいアジサイの鉢を 

軒下へ移動。

周りの棚を活用しながら なんとか霜よけシートを被せることができました。

 

私が参考にしている YouTube先生は

長崎でも有名なアジサイ農園さんです。

 

そのアジサイ農園さん曰く

花を咲かせるためには

 

葉を落とす・霜よけをする

そして・・・

”気温5度以下の 400時間”が必要なそうです。

 

 

以前は、室内に入れたり ビニールシートで温室のように覆ったり

過保護になり過ぎていたのも 花が咲かない原因だったのかも・・。

 

雪が降るほどの寒さも あまり長く続くと良くないのでしょうが

適度に 寒さも必要ということのようですね。

 

あとは・・水切れに注意して 

来年こそは、きれいな花を見たいものです。

 

 

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黒髪山(乳待坊~見返り峠~青螺山)2022・12・10 

2022年12月10日 | 登山

今年の登山納めは 黒髪山・青螺山(せいらざん)!

乳待坊登山口から出発です!

今年は暖かい日が続いたせいか、12月とはいえ まだ紅葉が残ってました。

 

 

 

黒髪山は、霊山としても有名な山。

 

 

仏様に 登山の無事を願い手を合わせて出発です。

 

 

この階段から登っていきます。

 

 

この登山口から まずは、見返り峠まで行き 天童岩と青螺山の分かれ道で

青螺山へと向かいます。

 

 

見返り峠までは、約30分程度で到着!

そこから、この看板を頼りに 青螺山へと進みます。

案内板によると 青螺山まで 60分とありますが・・さてさて・・。

青螺山は 黒髪山系でも人気の山なので 道がしっかり踏み固められています。

 

 

しばらくすると 突然 視界が開けます。

 

 

岩だらけの道を登ると

なかなかの眺望です!

 

ちなみに・・この日当たりのいい坂道は・・名前は・・

ほんとかな???

 

 

そして、坂道を上りきると また 木々生い茂る山道が続きます。

 

 

だんだん・・山道が険しくなってきました。

 

この道であっているのか?っと不安になるあたりで ちゃんと 看板が出てきます。

 

 

ありがたい・・。

山肌の傾斜が きつくなります。

まるで ロッククライミング・・・(泣)

まだまだ 続きます。

 

ようやく 視界が開けた!到着か??とおもいきや・・

 

 

ここは、青螺御前。

青螺山の手前の山です。

ここからの眺めは・・こんな感じ。

見返り峠の案内板では、青螺山まで60分でしたが

私たちは、この青螺山の手前の山 青螺御前までで60分・・(苦笑)

 

この御前を一旦 下ります。

少しだけ ほっとするなだらかな尾根がつづきます

 

・・が、ホッとしたのもつかの間

この先に待ち受ける山肌は・・今までとは比べ物にならないほどの急登!

 

 

途中、すれ違う方に あとどれくらいですか?と尋ねると

「あと20分くらいかな~」と教えていただきましたが

内心・・・・じゃ・・私たちの足だと・・あと40分かかるな・・と覚悟を決め

 

岩という岩にくらいつき

 

ロープを頼りに登る・・のぼる・・ノボル・・・

ほぼ・・直角に近い?!岩場

 

山頂は・・まだか・・・・???

 

おおお・・・ようやく 空が見えてきました!

 

着いたぁ~~~~~!!!!

 

 

 

山頂の眺めは こちら!

 

 

眼下に見えるのは、佐賀・伊万里の町並み。

遠くに見える海は、伊万里湾です。

 

いつも登る お隣り黒髪山(天童岩)とは また違った景色。

多くの登山者が この青螺山を目指す理由が分かった気がします。

ちなみに ここまでの所要時間 約40分。

やっぱり 倍かかってしまいました。

 

この日は、お天気のよく 絶好の登山日和だったこともあり

登山者も多く

ほとんどの方が 単独か 2~3人くらいの少数グループ。

中には、5~6人の団体さんもいて 登山競技のように 

山から山へと 縦走していく強者たち・・。

(すごい・・私たち この山だけで へとへとなのに・・。)

 

ちょうどいい時間になったので

この山頂でお弁当を食べることに。

同じく山頂でご飯を食べていた他のグループの方と

おしゃべりしながら食べるおにぎりは美味しい!

 

知らない者同士

はじめて顔をあわせ、名前を名乗るわけでもなく 

その後 会うこともないと分かっている者同士ですが

山とは 不思議な空間で 

”山”が好きというだけで

まるで 数年来の知り合いかのように

話が弾み、冗談が言い合える。

不思議なものです。

 

この2年間、コロナで外出を控え 人との接触を避け

息をひそめて過ごしていただけに

やっと 日常が戻りつつあることに

心からホッとしています。

 

大それたことなど無くていいんです。

ただ、日常が 滞りなく過ごせれば

それでいい。

これからは、もっと山に登る。

どんどん登って いろんな景色を見る。

ある作家さんが本のなかで

「空に近い方が 願いごとが 神さまに届きやすい」なんて話があったなぁ

 

 

今度登った時は、願い事を唱えてみよう・・。

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黒羽織で喪服のスカート

2022年12月08日 | その他の着物

黒羽織で 喪服用のスカートをお作りしました。

 

 

仮縫いの時は、左ファスナー開きの予定でしたが

楽ちんに ウエストギャザーにしてほしいとのご要望で

 

ウエストが総ゴムのギャザースカートに。

 

 

右のみ 脇スラッシュポケット付き。

 

 

 

喪服は、いつ必要になるか分からないため

準備しておくと安心ですね。

 

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ニュースでは、東北や北海道の猛吹雪の様子が紹介されていましたが

ここ、長崎は 今日も 15度超えの暖かい・・いや 暑いくらいの一日でした。

 

来週半ばから 10度を下回る予報。

・・なので アジサイのマルチをしました。

 

 

マルチシートをかぶせ そのシートを留めているのが

 

 

じゃぁん!

マスク用ゴム紐~~!!

 

そう・・あれは 2年前。

マスクゴムが 世の中から品不足になった時

ネットで ようよう探して取り寄せた 200m巻きのマスクゴム×2。

そのゴムは・・中国から送られてきたため

待てど暮らせど・・届かず

 

届いたのは・・・マスクが世の中に普及した後でした・・。

 

・・っで そのマスクゴムを 只今 園芸用として活用しています!

 

200m×2巻きもあるので

どんどん使ってもなかなか無くならない・・・(苦笑)

 

適度に伸び、適度にしなやかで 意外と使い勝手いいですね。

 

必ずや無駄にせず 使い切ってやる~~!!

 

 

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久留米絣でワンピース

2022年12月04日 | 久留米絣~~ワンピース

久留米絣でワンピースをお作りしました。

 

 

 

襟は、開きすぎない程度の丸首ノーカラー。

 

 

袖は、折り返しスリット。

 

 

 

 

脇にスラッシュポケット

 

 

ウエスト切り替えで スカート部分にギャザー。

 

 

前中心は、脱ぎ着がしやすいように コンシールファスナー開き。

 

 

 

久留米絣は 綿100%なので オールシーズン着られます。

冬場は、インナーにウールのセーターなど着ると

暖かくお過ごしいただけます。

 

お揃いで マスクをお作りしました。

 

 

前回もお揃いでマスクをお作りしましたが

その”お揃い”というところが周りの方から好評だったそうで

今回も お揃いのマスク 喜んでいただけました。

 

お揃いマスクが そんなに喜んでいただけると思っていなかったので

正直・・驚きました・・。

 

作る側が気づいていないことまだまだあるんですね・・。

色んな感想・意見を参考にして

これからも精進していきます。

 

 

***************

 

昨日・・頑張って 植木鉢 大移動を決行!

椿を表庭に。

アジサイを裏庭に・・っと分けました。

 

 

これで すっきり~~。

 

次は、アジサイの冬越し準備に取り掛からねば・・。

 

アジサイは ほったらかしでもいいような気がしますが、

実は・・そうでもないようで。

 

実際、ほったらかしていたら

昨年は、3株 霜にやられてダメにしてしまいました。

 

今年は、YouTubeで アジサイの冬越し方法などを勉強。

 

YouTube先生によると

「アジサイは、冬に〝葉”を残しておくと 翌年、花が咲かない」とのこと。

 

えぇ~~~!!

 

たしかに・・去年の冬 

「葉っぱが残ってる。元気元気!」と喜んでいたアジサイ(2株)はどっちも

今年、花が咲かなかった・・。

逆に 葉っぱが完全に落ちカラカラ状態のアジサイは、見事に何輪も花を咲かせました。

 

そういうことか・・(反省)

 

YouTube先生曰く

冬に 葉っぱが残っていると 葉っぱに栄養がいってしまうため・・らしい。

 

なので、基本 寒くなると葉っぱが自然と落ちますが

落ちなかったら 「葉っぱをもぎ取って外してしまう」とのこと。

 

・・っで 今年は、暖かいせいか 葉っぱが全然落ちない・・

 

 

 

・・・ので

せっせと 葉っぱを ”もいで”ます。

 

 

 

そして・・重要なのは

 

この時期に 冬の ”追肥==油粕”を与えるとのこと。

 

そして、気温が10度以下に下がる前に

根元のマルチ(霜よけ)をしておくこと。

 

 

知らないことばかりだ・・・(反省)

 

今年こそは、無事に 冬越しさせて

来年、きれいな花を咲かせるぞ!

 

 

 

 

 

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グレーの紬でヘチマカラーコート

2022年12月03日 | その他の着物

グレーの紬で ヘチマカラーコートをお作りしました。

 

 

 

襟は、開きすぎない ヘチマカラー

 

 

ヘチマカラーは テーラーカラーの応用で

丸いヘチマのようなラインのため

柔らかい印象の襟になります。

 

脇にスラッシュポケット

 

 

 

袖は 筒袖。

 

 

 

脇に三角マチをいれて ふんわりAライン。

 

 

後ろは・・こんな感じ。

 

 

 

裏は、総裏地付き。

 

 

 

今年は、つい最近まで 夏日のような暑さが続いてましたが

12月に入り 急激に寒くなりました。

ようやく コートの出番か??

 

紬は 軽くて暖かいので

今年の冬 ぜひ活躍してほしいですね。

 

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先週、またもや・・・山に登ってきました。

その山は・・こちら!

 

 

九州一の繁華街・福岡天神の ど真ん中にある”アクロス山”

 

さっそく・・登っていきます。

 

 

この山には・・不思議なキノコが生えており

 

 

赤に・・緑・・・

 

 

そんなメルヘンな空間の中には ピーターラビットがっ!

 

 

かと思えば・・カメの大群 

実際に 山で遭遇したら・・ちょっと怖い・・ほど うじゃうじゃ??

 

 

寒い国のペンギンもいれば

 

 

南国のゴリラも。

 

 

他にも パンダがいたかと思えば・・その上の階には コアラが・・。

 

大人の目には、突っ込みどころ満載ですが、

子供の目には ワクワクがたまらないようで

1フロアー登るごとに 現れる様々な動物たちに

お子さん連れのご家族には 好評のようでした。

 

 

 

15分~20分程度で 14階相当の屋上展望台・山頂に到着!

 

その景色は・・こちら!

 

 

360度の大パノラマ。

 

川の向こうは、九州一の飲み屋街・中洲。

川のこっち側は、デパートが立ち並ぶショッピング街・天神。 

 

歩ける範囲内で なんでも揃っている。

大都会過ぎず、

すべてが ギュッと凝縮した街・福岡。

いつ行っても楽しい大好きな街です。

 

 

アクロス山の全容は こんな感じ。

 

 

都会のオアシスです。

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