十勝の活性化を考える会

     
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地域活性化とは・・・

2019-04-25 05:00:00 | 投稿

地域活性化とは・・・

 

平成24月、アイヌ文化推進員が全国で初めて、帯広市で指定された。平成31419日には、アイヌ民族が日本の先住民族として認められた「アイヌ新法」が制定された。アイヌ新法は、アイヌ民族の誇りを尊重し共生社会の実現を目指すものである。

その誇りのことであるが、我々は自分に対して大なり小なり誇りを持って生きていると思う。そして自分たちが住んでいる「まち」や「地域」にも誇りも持っているが、全ての人が持っているとは限らない。なぜなら、最近の日本人は自信を失いつつあるから、地域を日本と置き換えて、日本の誇りと書くと理解しやすいと思う。

また先日、廃部になったアイスホッケーチーム「クレインズの100日」のテレビ番組を見ていたら、その町の人はチームが廃部に決まってから、まちの「誇り」と「支え合い」の大切さに気付いたと言っていた。時すでに遅しの感は拭い切れない。

ところで共生社会のことであるが、障害のある人も障害のない人も共に支え合う社会がひとつの共生社会であり、アイヌ新法がこれからの共生社会の実現を目指しているのも頷ける。目指しているということは、現在が共生社会ではないということである。

私の持論は、「同じ環境に置かれなければ、その人の本当の気持ちは分からない」ということである。だから、アイヌの気持ちを分からない人が多いと思う。

 

話は変わるが、「十勝の活性化」のことを考えてみよう。十勝に共生社会が実現しても、人口が増えなければ経済活性化には繋がらないが、少なくとも十勝の活性化には繋がるだろう。そして十勝の活性化は、人間の幸福にも繋がるだろう。だから、アイヌ新法が明記している共生社会の実現が、「支えられるということは支えるということ」にも繋がるのではないかと思う。

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