先日、十勝プラザで行なわれた「障害児を普通学級に!」の集いに参加してきました。障害児を抱えた母親は、わが子のために特別学級ではなく普通学級に入れたいと言っていました。またある母親は、私の子のIQは普通であるが、「特別学級の方に相談してみて下さい」と相談員から言われたそうです。
一方で講師の方は、「普通」であることを追い求めることが、子供にとって必ずしも「幸せ」になるとは限らないこと、また普通に暮らすことが大切であり、そのことが普通でもあるとも(普通学級で学ぶこと)言っていました。
私は脳出血が原因で障害を持っており健常者とは違いますが、障害を持ったことにより人生観・価値観も変わり、ある意味で幸せになったと思います。もちろん、妻や子供、また自分に関係するすべての人が私の障害により幸せになったのではありません・・・・。
講師が言っているように、人間の幸せには様々な幸せがあると思いますが、極力、自分は幸せだと思うようにしています。
なぜなら、不幸だと思っても何も良くならないからです。それよりもむしろ、幸せになるように努力することが、人生にとって大切ではないかと思っています。
そして臨終に際して、「自分は本当に幸せであった」と思えるような人生にしたいものです。
「十勝の活性化を考える会」会長