十勝の活性化を考える会

     
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忘れられた言葉

2019-05-29 05:00:00 | 投稿

先日、私が読んでいた文集「江別のふだん記」のテーマが、忘れられた言葉であったので、パナマ文書(注)を思い出した。パナマ文書は、2016年に世界に衝撃を与えた文書で、伊勢志摩サミットにおける先進国のタックス・ヘイブン対策の合意文書にもなっている。

しかし、パナマ文書は私たちの忘れられた言葉になっていないだろうか。最近、交通事故などで認知症が話題になっているが、このパナマ文書だけは忘れてはならないと思う。なぜなら、大金持ちの悪を許すことになるからだ。確か、この文書のために首相を辞任した人もあったと記憶している。

最近の日本は、この許して良い事と悪い事の許容範囲が無くなったような事件・事故が多すぎる。“嘘も方便”であるが、政治家を筆頭に嘘がまかり通っているので仕方ないが、子供たちが真似をしなければよいと思っている。

自殺した作家三島由紀夫の本ではないが、まさに「憂国」である。

「十勝の活性化を考える会」会員

 

(注)

パナマ文書とは、パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した膨大な量の内部文書だ。南ドイツ新聞が匿名の人物から入手し、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)とともに分析して、20165月に21万以上の法人と、その株主らの名前を公表した

パナマ文書で株主などとして挙げられている延べ約37万の人や企業の住所地のうち、最も多いのは香港の54065、次いでスイスの42531、中国の28755と続いている。日本は439で全体では65番目だ。 (ウキペディアより)



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