先日、知人が台風や地球温暖化に関連して、日本人のことを「ゆでガエル」と言っていた。ゆでガエルとは、水の中に入ったカエルが少しずつ水温を上げていくと、いい気持ちで死んでいくカエルのことである。
確かに最近、関東を直撃した台風19号や地球温暖化のことを思うと、知人が日本人をゆでガエルと比喩したことは、あたっていると思う。
なぜかと言うと、台風が北海道をめがけて上陸したこと今まで一度もなかったと思うし、雨が多量に降って川がいっきに氾濫することも無かった。今の気象は、異常気象のように思われるが、これが普通になる可能性もあり心配している。
「災害は、忘れたころにやってくる」と言われるが、最近は忘れないうちにやってくるので、自然災害に対して充分に備えよう。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) ゆでガエル
茹でガエル、茹でガエル現象、茹でガエルの法則とは、ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。
多くのコンサルタントや活動家などによって、自然科学上の実験結果であるかのように語られているが、実際には、カエルは温度が上がるほど激しく逃げようとするため、疑似科学的な作り話が広まったものである。
『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに、漸次的な変化は、万一それが致命的なものであっても受け入れてしまう傾向が見られる。
例えば業績悪化が危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず、低すぎる営業目標達成を祝す経営幹部や、敗色濃厚にもかかわらず、なお好戦的な軍上層部など。
心理学者や経済学者、経営コンサルタントなどが、著作で茹でガエルの話を比喩として使用することがある。また、疑似科学、または現実には間違っていると断った上で比喩として利用する人もいる。
(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)