“臨機応変”という言葉が好きだ。この言葉は主体性が無いように感じられるが、自分のような頑固な老人が増えたらしいので、一考に値すると思っている。
保守と革新、右翼と左翼などいろいろあるが、臨機応変に大局観を持って物事を見ることが大切であろう。同じような言葉として中庸や中道という言葉もある。中道とは、「一方にかたよらない考え方」といった意味を持つ仏教用語でもある。
臨機応変は、人間の多様性にも繋がる。経験や知識が無ければ、この多様性を備えることができない。だから、「現場に赴き現物を取って現実を知
る」という三現主義が大切である。“やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ”という海軍大将 山本五十六氏の言葉がある。この言葉は、三現主義のことをいっているのだろう。
プーチン大統領を見ていると、右翼でも左翼でもなく、ただの狂人だと思っている。友人からのメールでBBCニュース日本版を見ると、プーチンの狂人理論が書かれていた。“窮鼠猫を噛む”のことわざがあるように、追い詰められた人間は何をするか分からないので、プーチンは核兵器のボタンを押すかもわからず警鐘を鳴らしていた。
ロシア軍の軍曹20人うち6人が戦争で死んでいるそうであるが、プーチンにより、そのうちに粛清されるかもしれない。このことは、京都アニメーションや大阪での精神病院の放火事件を思い出すと分かるとおり、狂人は何をしでかすか分からないからだ。
最近の日本は、自分と同じように評論家が多すぎる。そしてもっと恥ずべきことは、自分の名前を隠してツイッターなどで誹謗中傷を行なう行為である。理由はいろいろあると思うが、止めてもらいたい。
切腹自殺した三島由紀夫氏のように潔く生きることが大切であるが、死んでしまえば終わりである。最近、ウソが多い世の中であるが、何事にもウソをつかずに取り組んでいくことが、十勝の活性化に繋がると思っている。
「十勝の活性化を考える会」会員