十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず

2021-01-02 05:00:00 | 投稿

 

天網恢恢疎にして漏らさずという言葉がある。

この言葉の意味は、天が張りめぐらした網は広く目が粗いようだが、悪人・悪事は決して取り逃がさないということ。すなわち、 天道は厳正であり、悪は早晩罰を受けるということで、悪事を戒める言葉である。 

誰が推し進めているかは分からないが、十勝の市町村が計画しているゴミ処理場にも、同じことが言えるのではないでしょうか。計画が着工してしまえば、元に戻すことは不可能だと思います。だから十勝人は無関心ではなく、行政側の人や市町村の議員さんも、良く考えてから判断すべきだと思います。(詳しくは、1215日付けブログ参照)

先日、帯広市内でこのゴミ処理場に関する住民説明会がありました。「ゴミ処理場建設計画」は、中止されることなく進んでいるようです。新型コロナ禍で、変わらなければならない時代がきたというのに、いつまで経っても変わらない行政です。

私は全国各地に住んだ経験から思うのですが、十勝ほど豊かな大地はありません。だから、フードバレーとかちと言われるのでしょう。この十勝の大地に、地球温暖化を招くようなゴミ処理施設が作られようとしています。それが豊かな国日本の姿なのでしょうか・・。

「十勝の活性化を考える会」会長

注) フードバレー十勝                                           

十勝はこんなところです。

十勝は、北海道を14に分けた行政区画である振興局の一つで、北海道の東部に位置し、1市16町2村から構成される地域です。 十勝の開拓は、明治16年(1883年)に「晩成社(明治15年1月、現在の静岡県松崎町で結成)」一行27人が、下帯広村に入植したことによりはじまりました。

その後、寒冷な気象条件にありながらも、広大で恵まれた土地資源、年間2,000時間を越える日照、良質な水資源等、豊かな自然環境の中で、農業・林業・水産業といった1次産業を柱に地域が発展してきました。

(出典:十勝観光連盟ホームページより)

                  

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4 コメント

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Unknown (ZIP)
2021-01-02 09:18:06
農業は特定の作物しか育たないようにする為に自然環境を徹底的に改変・制御することで成り立つものであるという事実は、当事者ならば知っていて当然なわけですが、また人によって豊かさの捉え方はそれなりに違うということも当然だと思います。
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農薬 (ヒグマ)
2021-01-02 10:25:14
zipさん、コメントありがとうございます。
zipさんのいうとおり、農業は、自然環境を徹底的に改変(改悪)・制御していきます。
2年前、東京から旅行で来た友人が畑を見て、草が生えていないのに驚いていました。農薬のせいです。だから、農家の人は、畑で農薬を使った作物は食べないそうです。
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Unknown (ZIP)
2021-01-02 18:31:08
農薬を使った作物によって寿命が縮んだということであれば無農薬野菜はもっと売れるはずですが実際は違うわけです。
農薬を使用するわけは自然環境が豊かだからこそ使用するわけです。
無農薬野菜を作り続けることで作り手の寿命は間違いなく縮むと思います。
自然環境の豊かさは必ずしも人間の思う豊かさとは合致しないという事です。
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Unknown (ZIP)
2021-01-04 15:38:14
ついでに

もしその方が自分で作った作物を自分では決して食べないということであるならば、それは明らかに農薬の使用基準を逸脱しているか、もしくは農薬についての知識が欠如しているか、そのいずれかと思わざるを得ないわけです。
その方が十勝地方の農業生産者であるならば、それは非常に由々しき問題です。
十勝地方の農産物の信用を著しく損なうと思われます。
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