先日、「北海道新聞」令和元年6月4日付け『卓上四季』欄に、以下の記事が載っていた。
『禁煙に挑戦するポイントは、「3」だと聞いたことがある。3日目、3週間目、3カ月目、3年目が難所で、ここを乗り越えるのが肝心なのだそうだ。新入社員にとっても「3」は大切である。様々な理由で退職する人が増えるのが、入社から3日、3週、3カ月、3年の節目だと言われる。この6月が、ちょうど3カ月目にあたる。
だから、というわけではあるまいが、「退職代行」への依頼が目立つそうだ。会社を辞めたいが、自分からは言い出しにくい。そういう人たちに代わり、専門業者が退職手続きをする。「会社を辞める時ぐらい、自分で言えないのか」と思う人もいよう。
ただ、昨今の人手不足もあり、退職の意思を会社に伝えると会社側に強く慰留され、辞めたくても辞められないケースも少なくないらしい。
国の調査では、大卒で就職後3年以内に辞めた割合は3割を超える。
「売り手市場」が続き、転職しやすいという背景もあろう。ただ、せっかく入った企業との縁が、3年足らずで切れてしまうのは残念な気もする。
「若者は、企業が社員を大切にしているかに敏感で、辞める一番の理由は、職場の人間関係です」。学生の就職支援に当たる教授がそう言っていた。』 (後略)
十勝の活性化を考える時、転職は企業の損失に繋がり企業にとってあまり好ましいことでは無い。日本の非正規社員が4割と言われており、愛社精神が醸成されることはまずない。GDPとは関係ないが、このGDPが中国に抜かれ、将来的にはインドにも抜かれるようであり、企業における非正規社員の比率を心配している。
「十勝の活性化を考える会」会員
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