我が家の庭のマユミの枝に、モズのはやにえ(早贄)を見つけた、というか気づいた。
実物を見たのは初めて。
ちょっと気味が悪いが、観察のためカメラを取りに戻った。
モズがたまに電線に止まってさえずっているのは見ているので、そいつの仕業だろう。
雄のモズがはやにえをするらしい。
調べてみると、秋から冬にかけての非繁殖期にはやにえをする。
冬の間に食べて、繁殖期を迎えるという。
西田 有佑先生の研究によると、
はやにえをたくさん食べた雄はさえずりが上手になる。
喉の回しがはやくなって、メスには魅力的に聞こえるそうだ。
はやくパートナーを見つけることができ、子孫を残す成功率が上がるという。
はやにえは冬の貯蔵食と言われていたが、それだけでなく、歌が上手になり、雄の性的魅力を高め、子作りも成功という。
その研究も緻密でおもしろい。プレスリリースされている。
大阪市立大学のウェブサイトをごらんあれ。
それにしても、グロい。
ではまた、ぶらり。
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