以前、ブログに高校時代のレンタル屋さんについて書いた。まだアナログレコード主流の時代。20代後半の店を切り盛りしているオネーサンがいて、アルバムのリクエストなんか受け付けていた。今となっては考えられないことだが、私一人がリクエストをしても、後日、用意してくれた。
FM放送で、ドラッグ問題でリタイヤする前のデレク&ドミノスのライブ音源が放送されていて、「愛しのレイラ」の壮絶なギターソロに激しい衝撃を受けた私は、早速店のオネーサンに、エリッククラプトンのアルバムでいい物はないですかと相談した。紹介されたのが「461オーシャンブルーバード」であった。ドラッグ問題を乗り越えての作品で、かなりレイドバックした物であった。それでも、私のために用意してくれたアルバムをレンタルで借り、聞き込んだ。激しいギターソロもなく、どちらかというとマッタリとした作品であったが、アルバムラストの「レット・イット・グロウ」は傑出のできばえであった。
当時の心境も反映し、とにかく聞き込んだ。
今でこそ、地位を不動の物とした彼であるが、この作品はそれまでの彼の演奏を信奉する層からは批判が強かったといわれている。
レンタルのオネーサンは、本当に音楽が好きな人だった。今であれば売れ筋の作品しか置かないであろうけれども、相談すればどっからか、アルバムを用意してくれた。
商売は利益あってのもの、その店の閉店セールの時、「461オーシャンブルーバード」を購入した。借りた履歴を見ると、私一人であった。
今日、某大型CD店で、キース・ジャレット・スタンダーズトリオの「スタンダーズVol.1」と「SATANDERS LIVE」を購入した。1985年当時、CDプレーヤーもCDも高価な存在であったが、時を経た今、2枚で2500円で販売していたものだ。
売れ筋でないCDは、大都会の大型店以外では手にすることが難しくなった。良い音楽を情熱を持って提供する店が少なくなってしまったことが残念な気がして、帰路についた。
FM放送で、ドラッグ問題でリタイヤする前のデレク&ドミノスのライブ音源が放送されていて、「愛しのレイラ」の壮絶なギターソロに激しい衝撃を受けた私は、早速店のオネーサンに、エリッククラプトンのアルバムでいい物はないですかと相談した。紹介されたのが「461オーシャンブルーバード」であった。ドラッグ問題を乗り越えての作品で、かなりレイドバックした物であった。それでも、私のために用意してくれたアルバムをレンタルで借り、聞き込んだ。激しいギターソロもなく、どちらかというとマッタリとした作品であったが、アルバムラストの「レット・イット・グロウ」は傑出のできばえであった。
当時の心境も反映し、とにかく聞き込んだ。
今でこそ、地位を不動の物とした彼であるが、この作品はそれまでの彼の演奏を信奉する層からは批判が強かったといわれている。
レンタルのオネーサンは、本当に音楽が好きな人だった。今であれば売れ筋の作品しか置かないであろうけれども、相談すればどっからか、アルバムを用意してくれた。
商売は利益あってのもの、その店の閉店セールの時、「461オーシャンブルーバード」を購入した。借りた履歴を見ると、私一人であった。
今日、某大型CD店で、キース・ジャレット・スタンダーズトリオの「スタンダーズVol.1」と「SATANDERS LIVE」を購入した。1985年当時、CDプレーヤーもCDも高価な存在であったが、時を経た今、2枚で2500円で販売していたものだ。
売れ筋でないCDは、大都会の大型店以外では手にすることが難しくなった。良い音楽を情熱を持って提供する店が少なくなってしまったことが残念な気がして、帰路についた。