HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

浜田省吾 『FATHER'S SON』

2005年11月22日 | ロック
 もう前の話になるが、夏に東北の民放FM番組で浜田省吾インタビューが放送されていた。車を運転しながら、そういえば近頃やけに彼の音楽が有線などでも流れていると実感したものだった。番組では『I am a father』というシングル曲が紹介された。まさに中高年世代のための歌。
 浜田省吾のバラード曲を好きな人も多いが、私はどちらかというとアクの強いメッセージ性のある彼の歌が好きだ。
 多くはレコード音源で彼のアルバムは所有しているが、最後にかったアルバムはCDの「FATHER'S SON」だった。父という存在をテーマにした作品。それは、祖国であったり、父親であったりするのだ。

 今、彼は、「I am a father」と歌う。
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レインボー・ロータス より 『Paint My Heart Red』

2005年11月12日 | ジャズ
 阪神大震災のチャリティーアルバムとして製作された、「レインボー・ロータス」というアルバムはすでに廃盤となっている。このアルバムにKeith Jarrettの『Paint My Heart Red』というソロ作品が収録されている。最近のライブでもアンコールとして演奏していることから、即興演奏ではない。
 機会があって、この音源を聞くことができた。おそらく最近のソロ演奏の中では屈指の作品といえよう。主題となる旋律をあくまで丁寧にリフレインさせ、中盤リリックに感情溢れる演奏に突入する、そしてやがて種瀬韻律に戻り、静かに音が途絶える。
 彼がこのようなプロジェクトに参加していること自体しらなかったが、どこかで現実社会との接点を持った演奏活動をしていることはなぜかうれしく感じた。
 しばらくこの曲を聴き通しになるだろう。迷う心を奮い立たせてくれる。

 久しぶりに、力強い彼の演奏を聴いた気がする。Facing You 以来の力強さかもしれない。惜しむらくはなぜに廃盤なのかということ。
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初雪

2005年11月09日 | Weblog
 今日の昼過ぎから、やんわりと静かに舞い降りてきた。

 『初雪』

 後で除雪の苦労に追われるのはわかってるけれど、とてもうれしい光景。

 本田美奈子さんが亡くなったとニュースを知ってから、
 ブログへの文章が書けなくなっていたけれど、
 静かに舞い降りる雪を見て、今こうしてキーボードを叩いている。
 
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Rainy Days And Mondays

2005年11月07日 | 洋楽一般
 昨日までの好天が嘘のように、晩秋の冷たい雨が降っています。
 大きくは季節の変化、小さくは日々の天候のように、
 人の心も取り巻く環境も変化して行きます。

 立ち止まって、待っていて、気がついたら、
 ぽつんと一人。

 などど思ってみたりすること、今日は許して貰おう。
 おととい土曜日のFMで聞いたカーペンターズの「Rainy Days And Mondays」が、
 頭の中で流れている日。こんな日もあります。 
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GARY MOORE 『CORRIDORS OF POWER』の衝撃

2005年11月04日 | ロック
 エレキギターを弾きたいと思い、そして弾くようになったのはGARY MOOREなしでは考えられなかった。ギターの音を意識したのはサンタナの『哀愁のヨーロッパ』なのだけれど、衝き動かすほどのものではなく。
 たまたま、お店の人の趣味だったのか、’83年の夏のレコード店のBGMは、圧倒的にこのアルバムの『END OF THE WORLD』。誰???と。
 ハードなギターソロを延々とやるのを知ってるのはジミヘンくらいで。早速、レンタルやさんへ(^^;)。(レンタルやさんも今思えばマニアな店だった。その話はまたいずれ)。

 スキッド・ロウ、シン・リジィー、コラシアムⅡ、その他のセッション参加アルバム、様々な演奏を耳にして、彼の代表作として挙げるのは、第一にこのアルバム。

 シングルコイルピックアップ独特のディストーションサウンドとストレートなメロディライン、サポートミュージシャンの演奏、つけいる隙がない。

 レーベル移籍第1弾のアルバムだった。彼を評価しない以前のレーベルは、数枚のアルバムをお蔵入りさせ、飼い殺し状態にした。その鬱憤が爆発している。
 後年、彼自身が「不本意な時期」と振り返るヘビーメタル傾向を強める。時代は曲芸弾き・速弾き。音楽性、質は同じ所をループするように滞留した。

 実は、数年前、彼はレーベルから契約破棄された。その直接的なきっかけがレーベル最後の『DARK DAYS IN PARADISE』というアルバムであった。実験的な演奏も含めある意味一か八かの作品。商業的に失敗し、結果的に彼はレーベルを去った。

 奇しくも、このアルバムのもつ質感は『CORRIDORS OF POWER』に似ている。おそらく彼のファンの多くはそうではないのだろうけれど、このレーベル最後のアルバムが2番目のお気に入りとなっている。

 『CORRIDORS OF POWER』の「FALLING IN LOVE WITH YOU」で結婚した彼は、
 『DARK DAYS IN PARADISE』の「WHERE DID WE GO WRONG?」で離婚した。

 新しいものに踏み込む勇気があったからこそ、彼は成功したのだ。彼の再起を願っている。 
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