



行って見ると先に斜面を登った足跡があるのでショックを受けたが、前任者の取残しを採りながら自分の穴場へ行ったら、まだ採られていないので笹などを握って傾斜地を横断して太いゼンマイに在りつく。


の物が一杯になるたびに背負っている年代物のリュックに移すことを数回繰り返すと重くなってきたので午前中のゼンマイ採りは終わりです。周囲には誰もいません。持ってきたペットボトルの冷たい水が喉を潤してくれて最高の飲みまであることを再認識させてくれます。

採ってきたゼンマイは、早速く母が処理をして仙人の造った山小屋の薪ストーブで煮ます。こうすることでアク抜きが取れてやわらかくなるのです。この山小屋は、山菜のために造ったのではありませんが、最近は全ての煮物をするときの場所に利用されています。

ゆで上がるとムシロに干しながら揉み込むこと数日間出来上がりです。3.3キロ4万円とも言われていますが、仙人はあくまでも自家用です。採る楽しみと食べる楽しみが山菜の採りの醍醐味でしょうね・・・・