白神仙人の山の徒然

山登りは自分との戦いと思って妻を無理やり山女に教育していたが
最近は妻のほうが山登りが早くなった。

仙人のゼンマイ採り

2008-04-26 14:21:50 | Weblog
異常な暑さが続く白神の天気に山菜もサクラも例年より早く動き出しています。4/23日は、27度と上昇して山菜採りにも喉が渇いて大変なのでペットボルの水を凍らしてのゼンマイ採りです。太いゼンマイは傾斜地で、バラやヤブの茂っている傾斜地にあるので大変ですが、太いゼンマイを見つけたときの喜びも最高です。 


最初の目的地は、一番早く生える東側の斜面ですが、トゲノのある木々等が多いので大変ですが、毎年この場所より採り始めます。
 行って見ると先に斜面を登った足跡があるのでショックを受けたが、前任者の取残しを採りながら自分の穴場へ行ったら、まだ採られていないので笹などを握って傾斜地を横断して太いゼンマイに在りつく。傾斜地を立て横に這いずり回っていると腰のカコベ
の物が一杯になるたびに背負っている年代物のリュックに移すことを数回繰り返すと重くなってきたので午前中のゼンマイ採りは終わりです。周囲には誰もいません。持ってきたペットボトルの冷たい水が喉を潤してくれて最高の飲みまであることを再認識させてくれます。




採ってきたゼンマイは、早速く母が処理をして仙人の造った山小屋の薪ストーブで煮ます。こうすることでアク抜きが取れてやわらかくなるのです。この山小屋は、山菜のために造ったのではありませんが、最近は全ての煮物をするときの場所に利用されています。



ゆで上がるとムシロに干しながら揉み込むこと数日間出来上がりです。3.3キロ4万円とも言われていますが、仙人はあくまでも自家用です。採る楽しみと食べる楽しみが山菜の採りの醍醐味でしょうね・・・・