主人の検診に付き添って病院へ~
待ち時間が長いので、「何か持ってくれば良かったなぁ~」そんな事を思っていました。
でも、面白い話が聞けて、退屈しませんでした。
その①
お2人のご婦人が、話をされていました。
片方の方が、色々と話されていました。 すると突然、もう片方の方が仰いました。
● 「彼方、肺を取られているのに、よくもそんなに喋れますね」
○ 「いえ、私も手術した当初は息が苦しくて喋れませんでしたよ」
● 「私はいまでも息苦しいですし、それに他人と喋りたくない気分なんです」
○ 「私も落ち込みましたが、それではいけないと思って頑張ったんです」
● 「私、とに角余り喋りたくも無いので・・・・」
○ 「あら!もっと前向きにならないといけませんよ~」
此処で私は思いました。 ●のご婦人は、○の方のお喋りに閉口して
やんわりと、「もう彼方のお喋りには、付き合いたくない」と仰ってるのではないかしら?
でも、○のご婦人はその皮肉に気づいて無い。
○のご婦人はそれからも暫し、自分の前向きさを話しておられました。
●の方は、お返事をされていませんでした。
その②
娘さんとお母さんの会話
母 「○○叔母ちゃんが死んだのよ」
娘 「へ~そうだったんだ」
母 「叔母ちゃん、幾ら遺産を残してたと思う?」
娘 「沢山有ったの?」
母 「5800万円も残したの」
娘 「凄い!5800万円か~」
母 「叔母ちゃんは旦那さんも死んでるし、子供も居なかった。親兄弟も全員死んでるの。 だから私たち、甥姪14人に遺産分けが有るって書類が来たの」
娘 「お母さんも貰えるんだ~」
母 「でもねおかしいのよ。だって5800万円だったら、一人400万円は貰える筈でしょう?
それがね、190万円だと書いてるの。だから不服申し立てするのよ」
娘 「誰かが半分は独り占めって事?」
母 「そう睨んでるの。誰かは解ってるのよ。思い通りにさせないわ」
つまり、その金持ちの叔母様を、甥っ子の一人が色々と世話をした。
だからその人が、2800万円と叔母の家まで貰おうと狙ってる。
他の人は、その甥っ子が欲得づくだったにしても、世話をした事は確かなんだから
しなかった人は、文句は言えないと言うけど、私は許さない。
なるほどね~自分は全く何もしなかったけど、190万円貰える。
でも、甥姪の中の一人が世話をしたのは、お金目当てに違いないのだから
その人に、余分に取られるのは許せない。
人間の一番人間らしい感情を吐露される話に、暫し聞き入った私でした。
待ち時間が長いので、「何か持ってくれば良かったなぁ~」そんな事を思っていました。
でも、面白い話が聞けて、退屈しませんでした。
その①
お2人のご婦人が、話をされていました。
片方の方が、色々と話されていました。 すると突然、もう片方の方が仰いました。
● 「彼方、肺を取られているのに、よくもそんなに喋れますね」
○ 「いえ、私も手術した当初は息が苦しくて喋れませんでしたよ」
● 「私はいまでも息苦しいですし、それに他人と喋りたくない気分なんです」
○ 「私も落ち込みましたが、それではいけないと思って頑張ったんです」
● 「私、とに角余り喋りたくも無いので・・・・」
○ 「あら!もっと前向きにならないといけませんよ~」
此処で私は思いました。 ●のご婦人は、○の方のお喋りに閉口して
やんわりと、「もう彼方のお喋りには、付き合いたくない」と仰ってるのではないかしら?
でも、○のご婦人はその皮肉に気づいて無い。
○のご婦人はそれからも暫し、自分の前向きさを話しておられました。
●の方は、お返事をされていませんでした。
その②
娘さんとお母さんの会話
母 「○○叔母ちゃんが死んだのよ」
娘 「へ~そうだったんだ」
母 「叔母ちゃん、幾ら遺産を残してたと思う?」
娘 「沢山有ったの?」
母 「5800万円も残したの」
娘 「凄い!5800万円か~」
母 「叔母ちゃんは旦那さんも死んでるし、子供も居なかった。親兄弟も全員死んでるの。 だから私たち、甥姪14人に遺産分けが有るって書類が来たの」
娘 「お母さんも貰えるんだ~」
母 「でもねおかしいのよ。だって5800万円だったら、一人400万円は貰える筈でしょう?
それがね、190万円だと書いてるの。だから不服申し立てするのよ」
娘 「誰かが半分は独り占めって事?」
母 「そう睨んでるの。誰かは解ってるのよ。思い通りにさせないわ」
つまり、その金持ちの叔母様を、甥っ子の一人が色々と世話をした。
だからその人が、2800万円と叔母の家まで貰おうと狙ってる。
他の人は、その甥っ子が欲得づくだったにしても、世話をした事は確かなんだから
しなかった人は、文句は言えないと言うけど、私は許さない。
なるほどね~自分は全く何もしなかったけど、190万円貰える。
でも、甥姪の中の一人が世話をしたのは、お金目当てに違いないのだから
その人に、余分に取られるのは許せない。
人間の一番人間らしい感情を吐露される話に、暫し聞き入った私でした。