Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

老々介護とは

2016-06-12 09:32:49 | 母便り
 昨夜、主人とちょっとした舌戦が有った
現在、母の事はなるべく口出しを控えてお爺ちゃんに任せる様にしている
勿論、その方が私達も楽だと思っている事は否めない

 しかし80歳を少し超えて、認知症の母と
80歳を目前にしているお爺ちゃん
いわば、老々介護状態

 私には今月に入って気掛かりな事が有った
4月に物忘れ外来で処方された 精神安定剤
5月中は毎日夕刻に一錠飲むことになっていた
そして6月になったら、一旦服用を止めて母の様子を観察するように指示が出ていた
「もしかして、6月になっても飲ませてはいないか?」
それが気掛かりだった

 其処で昨日思い切ってお爺ちゃんに訊ねた
返ってきた答えは
「え?」だった
つまり指示された事さえ覚えていなかった
必然的に母は、薬を飲み続けていた

 改めて、お爺ちゃんに担当医からの指示を話すと
やっと 「あ~そうやった、忘れてた」 と言われた
「止めさせて下さいね」 と伝えたが、さてさて・・・・・・・
しかもディサービスの人との会話から、母が三日分の薬を紛失したとか・・・・

 其処で冒頭の主人との舌戦になった
私 「お爺ちゃんに安定剤と紛失した薬の事を訊ねた方が良いよね?」
主人 「口出しはするな、任せておけ」 

私 「だって三日分の薬を持たせていること事態可笑しいし、誤飲かもしれない」
主人 「一度口出しすると、づっと口を出すことになる」

私  「安定剤は10日余分に飲んでも死なないけど、他の薬なら怖い」
主人 「じゃあ、これからは全ての通院にお前が付き添い監視するのか?」
私 「監視じゃないけど、お爺ちゃんも可なり記憶に問題が出てる」
主人 「ディサービスに直接問い合わせてみろ」
私 「お爺ちゃんを飛び越えて訊くのは余計可笑しく無い?」

 主人の親なら主人の判断に任せるが
自分の親となると、私にも意見が有るのにと思うとついしつこくなった
お爺ちゃんは、私の実父ではないので言い方が難しい

 友人のお姑さんも再婚した相手が有った
友人のご主人や友人が、病院の治療や施設への入所に口出しをすると喧嘩になったらしい
終には、亡くなった後も遺骨を全く分けて貰えない事態になった

 再婚相手の方に
「お前の父親の墓に、一欠けらの骨も入れさせない。あいつも嫌がる」
そう言われて決別したそうだ

 その時の友人の、如何ともしがたい思いに私も心が重くなった
すぐ目の前に、同じ道が繋がっていると私も感じた