10月22日(土) オーバードホールへ、プラハ国立歌劇場「TOSCA トスカ」を観に行ってきました。
主人は仕事の為、私とは別々の場所での観賞だったので、「どうせ一人だし・・・。」と思って、アジアンスタイルの気軽な格好で出掛けたところ、やはり、オペラだけあって、皆さん、気合を入れて、思い思いのお洒落を楽しんでおられる様子。
もう少し気取って来ればよかったかなぁ・・・。と少し反省。
舞台の両側に字幕が出ていたのですが、私の席からは、ほんの一列の違いで、近い方の字幕が、柱の陰になってしまい、遠い方の字幕しか見えません。
目を凝らして字幕と、舞台を交互に見ることに・・・。
いや、贅沢は言えません。
観れるだけでも感謝しなければ・・・。
そんな些細な事なんて、忘れさせてくれる程、素晴らしい歌声に圧倒されました。
まさしく、甘美な歌声に酔いしれた夜となりました。
ほんの少し気になったのが、悪物役の警視総監が、ちょっとカッコ良すぎたことでしょうか。
美貌の歌姫トスカと画家カヴァラドッシが比較的がっしりした体格なのに比べて、警視総監スカルビアは背が高くすらってして、卑劣な権力者には似つかわしく無い雰囲気だったもので・・・。
とは言うものの、あの素晴らしい歌声は、あの体格から生まれるものなのでしょうね。
本当に、夢ごこちの一夜でした。