ここのところ、穏やかな秋晴れの日が続いています。
街路樹の木々も、ほんの少しずつ色付き始め、深まりゆく秋を感じます。
庭先の鉢植えのカリンも、ちょっぴり秋の色に染まり始めています。
昨日、オーバードホールへ、桐朋アカデミーオーケストラの「協奏曲の夕べ」を聴きに行ってきました。
どちらかと言うと、クラッシックが特に好きという訳では無いのですが、秋の夜長に、静かな音楽に浸ってみるのも良いかと・・・。
友人にも何人か声を掛けてみたのですが、やはりご主人の誘いで一緒に出掛けるのなら良いけど、自分だけが夕食時に出掛けるのは、ちょっと気が退けるとの事。
確かに、主婦には、家族の夕食の支度やら、孫子の世話やらで、なかなか時間的、精神的余裕がありませんものね。
夕食時に、観劇やコンサートに出掛けるとなると、家族やご主人の理解も必要だし・・・。
まだまだ封建的な富山では、難しいかも・・・。
とくに、我々世代は直の事。
そういう私も、以前は、なかなかそういう事が許されない環境でしたもの。
今の自由を堪能しなくっちゃ。
とりあえず、仕事帰りに、パン屋さんで大急ぎでサンドイッチとカフェオレを詰め込み、なんとか時間までにホールへ到着。
思いのほか、空いていて、静かに聴くには、打って付け。
主人も隣に来てくれました。
最初にチェロ、それからピアノ、最後にバイオリンのソロの曲でした。
今は、年老いて施設で暮らしている父が、若い頃、職場のオーケストラでバイオリンをやっていたので、今でも元気なら誘ってあげられたのに・・・と、思います。
NHKの「N響アワー」を毎週かかさず見てたので、施設の方に、時間がきたらテレビを入れて下さる様お願いしているのですが、最近は、観ながらすぐに寝入ってしまうとか・・・。
今は番組が変わって「オーケストラの森」になっているようですが、その日は、寝入ってしまっていても、番組が終わるまでは、そのままにしておいて下さる様にと頼んであります。