フュージングで作った、お気に入りのガラスのブローチを、バッグに付けて愛用していました。
この布製バッグは、「TOYAMA GLASS STUDIO」のネームの通り、富山ガラス工房の何かのキャンペーンの時に頂いたものです。
デニム製で、丈夫で大きさもお手頃です。
シンプルなデザインなので、自分で作ったガラスのブローチを付けて愛用していました。
とってもとってもお気に入りのブローチです。
このブローチは、フュージングを始めたばかりの頃、雪ん子(家庭用小型電気炉)を買ったのが嬉しくて、アクセサリーを沢山作っていた時の作品です。
とんぼ玉を暫くやっていた時に在庫になっていたガラス棒や作ったパーツを、何も考えず適当にのせのせしてフューズして、偶然できた作品です。
当時作ったアクセサリーの中では、一番のお気に入りです。
ところが先日、バッグを車に乗せる時に、うっかりドアにぶつけてしまいました。
パチーンと乾いた音がして、慌ててバッグを見ると安全ピンだけが残っています。
あっ と下を見ると、アスファルトの上に無残に砕けたブローチが・・・。
もう悲しくて悲しくて、ショックで倒れそう・・・。
もの凄~く気に入っていたのに・・・。
とりあえず、カケラを慎重に拾い集めて、帰宅。
紙の上に、砕けたブローチを並べて、何日も眺めては、出るのはため息ばかり。
ある日、カケラを組み合わせてみると、なんとかなりそうな気配が・・・。
気を取り直して、ガラス用のボンドでくっつけてみました。
小さなカケラも位置を確認して、丁寧に、丁寧に。
で、どうなったかと言うと、
わぁ、殆ど元通り。
やった~。
よくよく見ると、ほんの少しカケラが不足している部分があるにはあるのですが、なんとか元の姿を取り戻しました。
良かった~。
裏に安全ピンをボンドで付けて、
よし、いいぞ、いいぞ。
このブローチは、サイズがかなり大きめなので、元々念のためピンを2個取り付けてたんです。
早速バッグに取り付け。
これからは、もっと丁寧に扱うからね~。
良かった、良かった。