春の甲子園開会式の入場行進の曲が、いきものがかりの「ありがとう」に決まったそうです。
「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることは、なぜか「はずかしい」とか「てれくさい」と考えてしまいますが、言葉に出さないと伝わらないこともあります。
前にもここで紹介させていただいたことがありますが、息子の所属しているサッカーチームの監督が、試合の後、必ず選手に「みんながサッカーができるのは、いろいろな人に支えられているという、感謝の気持ちをもたないといけない」ということをいつも言ってくれます。
子どもたちがそう言われ、家に帰ってから声に出しているかどうかはわかりませんが、いつか心から「ありがとう」と言ってくれると思っています。
先日、わたしの長男(中3)の言動に対して、「お父さんやお母さんに感謝の気持ちがないだろう」と言った時、「気持ちはあるけど、はずかしいから」と言っていました。
その時に思ったのですが、確かに言葉で言われたことはないけど、もしかしたら、あの時の表情にその気持ちが込められていたのかなと思うようなできごとを思い出したのでした。
コミュニケーションの大切さを最近になって、とても大切なことと思い始めた私にとって、あいさつや気持ちを声に出して伝えることと、それを受け止める側も、もしかしたら、その気持ちに気づくアンテナも持たなければならないのかなあと思ったのでした。
でも、声に出すことが一番ですけどね。
甲子園の開会式に登場する各高校の選手も、この「ありがとう」の曲で、支えてくれた全ての人たちに感謝の気持ちを持ちながら、行進するのでしょうね。
とても、いい選曲だと思います。
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