いや~テレビを付けていると、侍ジャパンのWBC連覇の余韻がまだまだ続いていますが、チームの記者会見で、イチロー選手がこんなことを言っていました。
「一人ひとりが向上心を持っていれば、リーダーは要らない」
まさしく、リーダーらしい言葉だと思いました。
そして、この言葉をイチローの謙遜ではなくて、真に受けて「地域づくり」という視点で、ちょっと考えてみました。
地域づくりを支援する立場である社協職員は、これまで様々な地域活動や、活動する人々、そして研修などをとおして見聞きした限りにおいて、よく「地域活動には、その活動のキーマンとなるべく人がいるので、そういった方を核に・・・」という考え方をよく聞いた憶えがあります。
確かに、地域での活動を見てみますと、そこには、よく動き、皆とコミュニケーションを多くとり、あの人に聞けばなんでもわかるんじゃないか、と思わせる方がいらっしゃいます。
でも、それはもしかしたら、それはその人の役割であって、その人を支え、活動を支える役割を担う人たちが大勢いるのでしょう。そうでなければ活動は成り立ちませんよね。要するに一人で活動は成り立たないということですね。
チームのリーダーシップは複数のリーダー達が『共同で』果たすこともあり得るし、チームの調子が良いときはそうなっていることが多いからだ。チームの方向性を明確にする人、チームの構造を改善する人、所属組織の制度を取り付ける人、チームのパフォーマンス向上につながるコーチングを行う人などはみな、チームでリーダーシップを発揮している
(『ハーバードで学ぶ「できるチーム」の5つの条件』より引用)
話は最初に戻って「イチロー」ですが、幼いころから「プロ野球選手になる」という具体的で、明確なビジョンがあったそうです。イチローが小学校時代のときに書いた作文を紹介させていただくと・・・
「僕の夢」
僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには、練習が必要です。僕は、3歳の時から練習を始めています。3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生のときから今までは、360日中、360日は激しい練習をやっています。だから、一週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロ野球に入団するつもりです。
(中略) ドラフト入団で、契約金は一億円以上が目標です。 (略)
6年2組 鈴木 一郎
(『「人生設計塾」未来からの便り』より引用)
すごいですね~。では行ってみましょう・・・
「苫小牧社協の夢」
社協の夢は、すばらしい地域をつくることです。そのためには、今年も、来年も地域に出て活動しなければなりません。活動できるようになるためには、地域住民の協力が必要です。(中略)
それだけ協力があるのだから、必ずすばらしい地域ができると思います。
そして、来年も、再来年も活動して、地域に信頼される社協になるつもりです。
(中略) 全国からの視察の受け入れは、毎年10件以上が目標です。
イチローのパクリですが(さっく)
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