鰹節削り器どころか鰹節自体知らない人が多くなった昨今
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素敵な企画に参加してきました 主催並びに会場は応援団を務めてます三重テラス
ご登壇いただくのは
創業明治30年 もの作りにおいて古い手法を復活もさせ
伊勢志摩 大王波切にて鮮魚問屋として創業した
鰹節専門の有限会社久政 代表取締役 橋爪政吉氏
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MCは東海ウォーカーの編集者さんです
江戸時代 様々なものに番付が付けられていてその中で伊勢志摩の鰹節は別格とされておりました
何故?志摩の鰹節の評価が保たれているかと言えば火力にあります
橋爪社長が持っているのは燃料の木のウバメガシです(舵等にも使われます)
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他の比べてずっしりと重いウバメガシ 強い火力を生み
じっくりと燻し乾燥させる事で旨味をギュっと閉じめる技術こそ手火山式焙乾方式
この手間がかかる手法を復活させたのだそうです
その手間暇かかった鰹節を
これまた江戸時代によく食べられていたといわれるかつお節「あかむき」を再現して
この度試食させていただく時間となりました
あかむきとは生節と鰹節の中間と言っても良いでしょうか 手でしなる曲がる柔らかさです
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橋爪社長自らあかむきを削り(この際も美味しい削り方のお話も)振る舞って下さいました
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包丁でも柔らかく削れるのでそちらも試食に
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一緒に提供は新しくなったキリンビール「新・一番搾り」
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キンキンに冷えたビールに口の中に入れたらスッととろける甘さがあるあかむき
全然今までの鰹節とは違います まろやかで風味がありました
すっかり気に入ったのですが手に入るのが・・・社長に相談です
さて引き続き橋爪社長が美味しいと思う鰹節のご飯の披露です
それは鰹節ごはん(ねこまんまとも呼びますね)
食育活動されている社長 子供達にも披露してその度に大絶賛だそうです
それは作り方に秘密がありました 鰹節の特徴を踏まえて その話の途中で運ばれました
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三重県のお米でそして萬古焼で炊かれたご飯 確かに美味しかったです
また素敵な企画を楽しみにしています
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