トンサンの別荘

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【手話】 合同懇談会「講演会・ゲーム」

2012年02月05日 16時52分37秒 | 手話

2月5日(日) 曇り

今日はろう協とあゆの会の合同懇談会の日です。
厚木市総合福祉センターで午前10時からあゆの会担当の講演会が始まり、午後からはろう協担当のゲームがありました。

あゆの会担当の講演会
   テーマ 「厚木市の防災対策」
   講師  厚木市防災対策課 T係長
        厚木市福祉部職員 U様

   司会         あゆの会夜の部 Yさん
   開会の言葉     あゆの会昼の部 Kさん
   ろう協あいさつ     今井会長
   あゆの会あいさつ 竹田会長
   終りの言葉         あゆの会夜の部 Oさん



受付風景




講演は防災対策と津波のビデオを見ながら、防災対策課のT係長が説明をしてくれました。
手話通訳はKさんとNさんです。

「あと4年のうちに大地震が来るかもしれない」と言われているので、みんな真剣に聞いています。
講演の内容は
1. 地震が起きている時・直後の時・家の中では・外では・・・と状況に応じてどういう行動を取ったらいいか。
2. 家具の転倒などで3分の1の人がけがをしている。
3. 出かけている時の避難場所は?
4. 家族で避難場所を話し合っておくことも大事。
5. 厚木市は津波は大丈夫か? 海抜20mで、海岸から8~9km。相模川を遡上(そじょう)する津波は寒川あたりまでだと考えられている。
6. 災害は正しく恐れる必要がある。
7. 今まで厚木市は食糧備蓄は3日間と言ってきたが、これからは7日間と言うことを言って行きたい。
8. 情報伝達手段として携帯メールなども登録して、厚木市からの災害情報メールを受け取るようにしてほしい。

などの説明があり質疑応答の時間。
トンサンも含めて二人から質問があり、トンサンは・・・
「地震の時はすぐにNHKテレビを見るようにしているが、防災無線の放送は聞き取りにくいので「あゆチャンネル」などの地方テレビ局でもテロップを流してほしい」と言うお願いをしました。
すると、「現在それを検討しています」と言うことでした。
テレビに字幕が出ればろう者でもわかります。
本当はケーブルテレビで見ていたら、どのチャンネルを見ていてもその地域の防災無線が表示されるようになるといいのですが。それは無理なのかな。



Oさんの終りの言葉です。
講演内容をしっかりつかんで、ご自分の感想を言っておられました。さすが。


さてお昼ごはんです。


おしゃべりしながらの楽しい昼食タイム。
お弁当や飲み物は冷たかったけど、ろう者・健聴者混ざっていっぱいお話しし、心は暖かくなりました。


午後の部「ゲーム」が始まりました。担当はろう協です。
司会者はSさん 
始めの言葉はIさん
終りの言葉はNさん

ゲームの内容は
1. 世界の地名を指文字と手話で表現するゲーム
二人出て指文字と手話の役割分担をする。
2. じゃんけんゲーム
あっち向けホイッをやって負けた人は出されたものを手話で表現してみんなに当ててもらう。
3.羽織りゲーム
二人羽織り(ににんばおり)で後ろになった人が羽織の袖を通し、手話を使ってみんなに童話に出てくる人物名などをあててもらう。


ゲームが始まりました。




ゲームに出ると、負けた人も勝った人もみんな「あめ」をもらえます。




みんな「むずかしい。むずかしい」なんて言いながら楽しくやっていました。


そのほか竹田会長からは、あゆの会が「厚生労働大臣表彰」を受けたことの説明があり、賞状や記念品などを見せてくれました。

きょう、都合で参加できなかった人はトンサンのレポートで雰囲気を感じていただけたでしょうか。
こんどのイベントは「いも煮会」2月11日(土)ですね。お楽しみに。