5月14日(火) 晴れ
安倍首相は、昨日(13日)の参議院予算委員会で原発輸出を推進すると言ったそうだ。
使用済核燃料の処理方法も無いままで、原発輸出とは何たることか。
非常に危険な使用済核燃料は子孫への負の遺産となっている。
日本のみならず、世界中の子孫を苦しめようというのか。
安倍首相、原発輸出推進の考え強調 国内の原発新設は可能性に含み FNNニュース
原発輸出 前のめり過ぎはしないか 新潟日報 社説
安倍政権の原発輸出 原子力外交で復活するムラ ダイヤモンドオンライン
ダイヤモンドオンラインの最後のページにある世論調査の結果を見ると
良いと思っている人が3割もいることに驚く。
この人たちは、危険な使用済核燃料が処理できないことを知っていないのだろう。
この本に載っているように、「わかっている」人もたくさんいるのだが。
2年以上も経ったのに、いまだに家に帰れない16万人もの原発被害者がいる日本。
日本こそ、世界に原発をなくそうと訴えるべきなのだ。
それなのに原発を輸出して金を儲(もう)けようとしている日本。
しかも、こんなメルトダウンなどと言う前代未聞(ぜんだいみもん)の大事故を起こしていながら、作ったものに対して責任を取らなくてもよいという。
原発メーカーへの手紙 グリーンピース
これらメーカーは、福島原発事故対策用の設備納入などで儲けている。
製造者責任も取らないまま、それの対策でさらに儲けるとは・・・
原発輸出は新潟日報 社説が指摘している通り、大きな問題がある。
1. 事故が起きた時、輸出した日本の責任。 ⇒ 国民の税金で補うことになる。
2. 使用済核燃料の処理 ⇒ 日本にも協力を求めてくるだろう。
3. 輸出先の国が原子燃料の軍事転用をしないように、制御することはできない。
みんな原発の輸出には反対すべきだ。