8月12日(火) 曇り時々雨、時々晴れ
先日修理したラジオ(アンテナを取り付けた)で、短波が良く入るようになったとの報告。良かった良かった。
さて、メリダで山中湖往復ができたような記事を書いたが、「戦車メリダ」では無理だった。
坂のきついところはダワさんのMTB スペシャライズドの「岩ちゃん」 と交換してもらった。
岩ちゃんなら山中湖往復ができたのだ。
岩ちゃんと戦車メリダ の違いを考えてみる。
重量の違い。荷物をつけてだいたい。
岩ちゃん 20kg
戦車メリダ 30kg
ギア比の違い。岩ちゃん=HARDROCK SPORT 戦車メリダ=メリダ クロード9200SX
これにタイヤの径の違いが、さらに差を開く。
岩ちゃん 26インチ×1.95くらいかな?
戦車メリダ 700×38C
この関係をペダル1回転で進む距離で考えると、負荷の違いが分かりやすい。
これを計算で求められるようにした人のブログで計算してみよう。
自転車のギア比変更 [自転車の話]
このブログの「クランク1回転あたりで進む距離計算用フォーム」を使って計算すると、
岩ちゃんのギヤは一番軽いギヤに設定。タイヤ周長はだいたいこのくらいかな。
すると結果は。
戦車メリダでは
タイヤサイズ700×38Cが書いてないので近いところの数字を入れ、計算する。
岩ちゃんの最も軽いギヤで進む距離と、戦車メリダではこれだけの差がある。
岩ちゃん 1.338m
戦車メリダ 2.168m
山中湖行で最初につらかったところで、その差を感じた。
善波峠横の「矢倉沢往還(やぐらざわおうかん)」を、ダワさんの後について上っているとき、トンサンがペダルを1回転するときにダワさんは2回転くらいしていた。
戦車メリダはギヤ比は1.0までしか落とせないのだが、1速に落とせず2速(ギヤ比1.17)(2.529m)でやっと上った。
「え、籠坂峠をダワさんはメリダで上がったじゃないか。体力の差だろ!」 なんて言いっこなしだよ。
そうよ、そうよ、それを言っちゃあおしまいよ。
今回の考察は無しになってしまう。
実はトンサンも岩ちゃんで籠坂峠を上る時、ギヤに余裕があった。
フロントギヤはほとんどインナーに入れず、センターで上がれた。
だから「ペダル1回転で進む距離1.338m」はもっと長くても大丈夫だと思う。
(岩ちゃんのセンターでは1.946mになる)
なので、想像では重さ20kgの自転車で、ペダル1回転の距離が1.5m の自転車なら、籠坂峠は上がれると思う。
ということでもう一度自転車を見直す。
戦車メリダは買物に、ピアノ練習にキーボードを積んで・・・と役割があるので改造は無理。
通チャリ1号は、普段の街乗りに手軽なので改造したくない。
とすると残るはランドローバー。
もともとの重量が軽いので、かごをつけたり工具などを積んでも18kgくらいに抑えられるのではないか。
このままのランドローバーのペダル1回転で進む距離は、
これでは全然上れないので、フロントに22Tギヤを追加できないか?
星型のアームの楕円の穴を利用して、22Tのギヤが取り付けられたとすると・・・
うーん、1.7mかぁ・・・もっと落としたいなぁ。
フロント20Tにすれば、1.55mまで落とせる。
これくらいにすれば籠坂峠は上がれるだろう。
ところが5穴の20Tはおろか、22Tの存在も探し出すことはできなかった。
この世の中に存在しないのか?
それならBB(ボトムブラケット)ごと変えてしまったらどうだ。
ランドローバーは「カップ&コーン」型なのだが、これを交換したことが無いので、できるかどうかわからない。
まてよ、「カップ&コーン」ごと変えなくても、一体型になっているフロントスプロケット(チェーンリング)とクランクを変えてしまえばいいのかな?
まだランドローバーからフロントスプロケットを外したことが無いので、この辺は未知数だ。