トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

頼まれてママチャリの整備。その1

2017年04月30日 00時58分55秒 | ママチャリ・通チャリの整備・修理・改造

4月29日(土) 晴れ

おかあが友達の自転車を整備してやってほしいと言う。
去年5月にタイヤ交換したママチャリだが、あちこち整備すればもっと乗りやすくなるが・・・と思っていた自転車だ。

フルチェーンカバーのママチャリの後輪タイヤ交換は、とても大変だった。1/2


後ろかごは買い換えるとのこと。
ざっと見てみると・・・

1. ライトがつかない。
2. リング錠のレバー破損。
3. 前輪の回転が悪い。
4. ペダルの回転が悪い。
5. 荷台が左に曲がっている。

などの不具合がある。


前輪の横の振れがあり、ダイナモが回転しない部分がある。



前輪の回転が悪い原因は、横の振れでリムにブレーキゴムが当たるからだ。
ブレーキゴムは前側がかなりの角度でリムに当たっている。



プライヤーでアームをグイッとひねって、リムと並行近くになるようにした。



しかし、リムが振れているので左側のゴムにも当たる。
こりゃ、振れ取りをしなきゃダメだ。



おんぼろ振れチェッカーでチェックする。




動画の最初の方では、向かって左側のリムが当たり白いLEDが点く。
最後の方では右に振れて青いLEDが点く。



振れ取りをする。スポークの左右の引っ張り具合を調整する。


後輪も同様に振れ取りをしたが、縦の振れは5mm位ある。



リムでは2mmくらいだが、タイヤの外周では5mmくらい。
え、ということは、タイヤのふくらみの差が3mmもあるのか。

スポークをつかんで張りを見てみると・・・


なんだこりゃ、ユルユルのが1本ある。役目をしていない。

全体的に緩い方向なので、もう少しきつく全体を締めた。
張りのテンションは、手のひら握力センサーによる。  (*^ω^*)ポリポリ



荷台が左へ曲がっている。
思い切り引っ張って直したが、スタンドとタイヤの関係も傾いているな。
一度緩めて直す必要があるな。



リング錠つまみの割れはどうやって直そうか。
今日は時間がないから別の日だ。



豆電球は切れていなかった。ライトがつかないのは、ダイナモから電気が来ていないことが原因だ。



ダイナモを分解して、接点を磨こう。



分解した。 もうすぐ日が沈む。早くきれいにして組み立てよう。



シャフトにグリスを塗る。



底ふたには接点の端子が付いている。ダイナモ側の接点をそれに合わせてボディに差し込む。



もう一つの接点は、この小さな金具の突起部分。
ここにも紙やすりをかけておく。



バネとの関係が分かりにくいが、この位置でテンションがかかっているようにする。



押さえを外すと、バネの力でこの位置になる。



このリードを差し込んでいるところが、良く接触不良になる。







泥除けが割れているので、接着剤とパワーテープで直したが・・・



やはりこの部分にはスポンジをかぶせないと、音がうるさいよなぁ。



ということで、いつものスポンジ。
ただし、このダイナモはターレット部分の厚さが薄い。
ここにマイクホルダーを切ってはめよう。



このくらいにしないと、スポンジが持たない。


さて、豆電球を3W LEDに変えよう。



なるべくフィラメントの位置と、LEDの発光点の位置を合わせよう。



放熱対策は、ハトメ台の加工したものと平ワッシャーで反射鏡をはさむことに。



ここにLEDを2液性接着剤で張り付ける。







ダイオード4本でブリッジ整流にする。



完成。
 










 

今は着脱式のライトを使っているが、なるべく早く取り付けてやりたいな。


頼まれてママチャリの整備。その2へ続く。