1985年発表のASIAの3枚目のアルバム。
このアルバム発表前に、ジョン・ウェットンの脱退・復帰やスティーブ・ハウの脱退といったバンド内のゴタゴタがあったわけだが、そういうバンド状況を反映してか、アルバムの内容もイマイチなものになってしまっている。
まずこのアルバムを手にして最初に思うのは、ジャケットの出来である。相変わらずのロジャー・ディーンらしい綺麗な色合いの美しいジャケットなのだが、なにかあっさりし過ぎているというか、おかずが足りないというか、彼の全盛期のYESのそれに比べても勿論、ASIAの過去のアルバムに比べても、非常にあっさりしたものになっている。
収録されている楽曲も、何かイマイチなものが多い。
1曲目の「GO」はASIAらしいPOPでよく出来た曲だとは思うが、それとて今までの彼らの楽曲の焼き直しっぽい部分が多く、アルバムの最初に持ってくるには、何か物足りない。
そして、これ以降の楽曲に至っては、確かにASIAらしいものが多いのだが、何か全体的にダサいという感じして、とてもじゃないが、ファーストやセカンドの質の高さからは比べ物にならない。
何でもジョン・ウェットンは、このアルバムの出来には大満足で、「これで売れなかったらもう何をしたらいいのかわからい」といった内容の発言をしたらしいが、何が彼にそういう発言をさせたのか、正直、理解に苦しむ。
このアルバム発表前に、ジョン・ウェットンの脱退・復帰やスティーブ・ハウの脱退といったバンド内のゴタゴタがあったわけだが、そういうバンド状況を反映してか、アルバムの内容もイマイチなものになってしまっている。
まずこのアルバムを手にして最初に思うのは、ジャケットの出来である。相変わらずのロジャー・ディーンらしい綺麗な色合いの美しいジャケットなのだが、なにかあっさりし過ぎているというか、おかずが足りないというか、彼の全盛期のYESのそれに比べても勿論、ASIAの過去のアルバムに比べても、非常にあっさりしたものになっている。
収録されている楽曲も、何かイマイチなものが多い。
1曲目の「GO」はASIAらしいPOPでよく出来た曲だとは思うが、それとて今までの彼らの楽曲の焼き直しっぽい部分が多く、アルバムの最初に持ってくるには、何か物足りない。
そして、これ以降の楽曲に至っては、確かにASIAらしいものが多いのだが、何か全体的にダサいという感じして、とてもじゃないが、ファーストやセカンドの質の高さからは比べ物にならない。
何でもジョン・ウェットンは、このアルバムの出来には大満足で、「これで売れなかったらもう何をしたらいいのかわからい」といった内容の発言をしたらしいが、何が彼にそういう発言をさせたのか、正直、理解に苦しむ。