Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

自転車生活

2014-03-08 | 自転車

 

注文していたクロスバイクが手に入った。

バイク(モーターサイクル)の頃からお世話になっている近所のサイクルショップで、

使用上の説明を受ける。

私は、この自転車を休日の趣味の道具として使うつもりはない。

日常生活の足として考えている。

だから、あの戦闘服のような仰々しい格好は、正直勘弁だ。

あの格好で、買い物や食事に普段使っているお店に入る勇気はない(笑)

それは休日の遠出も一緒。

機能的かしれないが、あの格好は、やっぱり恥ずかしいでしょう?

 

 

MTBの頃にも、よく走っていた川の対岸にある丘陵地帯の、適度にアップダウンの続く見晴の好いルートを取った。

あれから15年が経過して、自分の体力を知るのにも絶好の足慣らしコース。

朝から青空の広がるサイクリング日和。

でも吹く風は、ブルッと身震いするほど寒い。

川を渡って、高架下を右折すると山側に道をとる。

徐々に勾配がキツくなって来る。

病院を前にして息が上がる。

ギアを細かくシフトダウンして、なんとかクリアー。

以前は、こんなにギアチェンジしなくても、難無く上った記憶が。

病院正面のピークからダウンヒル。

そして、また次のヒルクライムが。

息が上がり体温も上がる。

もう寒いなんて言ってられない。

アップダウンの連続に汗が滲む。

広がる青空に見晴しのいい田園風景が続く。

気持ちも、どんどん解放される。

森林公園のある池まで、さらにひと上り。

そして池を周回して、もうひと踏ん張り七折れ峠まで。

峠を下ると、山の斜面を紅白に彩る花園が。

梅の花の好い香りが鼻腔をくすぐる。

混雑する梅園の人混みを抜けて、

国道から帰路へ。

 


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4 コメント

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お天気の良い日に (misa)
2014-03-08 23:34:15
今。目が覚めました、7時から寝ていたようです
週末の連休で今日やっとギブスが半分になり、10日後からリハビリです
来月の夜勤に合わせてですが正直不安です
角度によって痛みが有ることより筋力の落ちた手足に不安を感じます
特に左手が棒キレのようでだらりと下ろした方が楽です
寝たきりになるとどれだけの筋力が落ちるのか頭でわかっていましたが
「それなりに動いてるのに」
と、3度目の骨折で危機感を覚えましたね

希望、夢、未来
そんな言葉に溢れている最近の画像に刺激されました

Nikonfisheyelens発注しました
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まもなく3年目 (ランスケ)
2014-03-09 10:55:36
怪我をすると、自分の身体機能と意識の交通を理解します。
misaさんも(もちろん私自身も)今一度振り返って、「粗忽もの」の自分を意識しましょう(笑)

リハビリ大変だけど、山へ復帰するというモチベーションを持っていると、
ぜんぜん苦しくありませんよ。

≫希望、夢、未来
う~ん、こういうキーワードから遠いように思うのですが?
まもなく3・11震災から3年目を迎えます。

震災関連死2973人。
18歳以下の甲状腺がん75人。
現場作業員の5mmシーベルト超被曝15000人超。
そして未だ、福島の放射性物質放出を止める術もないという現実。

あの戦争の一億総玉砕へと、日本人がひた走った自滅志向もそうだったけど、
見たくない現実から目を逸らして、もっと悲惨な状況へ自ら追い込む盲目的なところが
我々日本人にはあるように思えます。
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もう3年、まだ3年! (鬼城)
2014-03-10 08:51:29
 人それぞれ感じ方が違うのでしょうね。
忘れてならないのは繰り返してはならないこと、風化させないこと、包み隠さず現状を公開すること。
 クロスバイク、良いですね。
七折れまで行くとなるとランスケ邸からは相当な距離では・・・
自分はひたすら歩くようにしていますが5km以上は折りたたみ自転車で・・・
長距離になると尻が痛い。
坂道でギヤチェンジしても登ることが出来ない、悲哀を感じながら・・・
返信する
復帰に向けて (ランスケ)
2014-03-10 18:41:01
鬼城さん、温かい宇和島からは続々と春の便りですね。

昨夜、TVの震災復興番組を観ていました。
東北学の赤坂憲雄が言っていたように、
「ここに日本の未来の姿がある」という言葉が強く響きました。
この三年で炙り出されたのは、人口減少超高齢化社会という現実と行政の指導する復興計画との乖離でした。

久しぶりの自転車です。
これは、本当にいい山のトレーニングになります。
春からの復帰を向けて、励んでみます(笑)
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