霧降の森
2015-06-18 | 森
霧の溜まりやすい場所があるようだ。
見上げる山稜全体、すっぽり雲に覆われているように見えて、
森を歩いていると、視界のひらけ具合(霧の濃淡)がずいぶん違う。
地形によって、気流の流れる場所と溜まる場所があるのだろう。
この北側の森は、いつも乳白色の気流が沈殿する霧降の森。
滲むような梢の先から、白い背景に融けてゆく、
あの道の向こうは、何処へ通じているのだろうか?
すべての物の輪郭や距離感を喪失させる幽けし森。
この場所に立つと、魂の所在が怪しくなる。
そのまま、彼方に誘われそうな…
霧降の森は、冥府の門?
多元宇宙への位相のゆらぎ?
どことなく飛び跳ねてるように見えますね。
降雪もさりなん、雨上がりの森は生命力にあふれ大きな地球の懐に抱かれたような錯覚を覚えます
湯布院狭霧台でのこと、降りしきる雨の中2頭のシカが緑の草原を走り抜けました。濃い霧に見え隠れするように・・・仲間にはああ居るわ的なことで車から見ただけ、でも本来の私なら迷わず車から降りて切りとると思います。
花は脇役に過ぎない、やはり私は自然が好きなんだと再認識、不完全燃焼に終わった今回の旅は大きな代償を払いはしたものの再認識した旅でもあるのです。
http://yakaimissm.blog.fc2.com/
梅雨時は苔の湿原に水が溜まるので絵になります。
湿原まで幾つもの沢を横切る深い森も好い雰囲気ですよね。
そして雨の季節の森は、しっとり風景を滲ませる霧の演出を待ってみるのもお薦め。
ギンリョウソウは別名、幽霊茸とも云われます。
透き通るような雨の森の精霊は、いつも飛び切りハイキーで撮影しています。
その上、ローアングルなので泥まみれ(笑)
どうも私は、雨の季節になると森へ通います。
一字違いですからね。
九重遠征は、天候に恵まれなくて残念でしたね。
でも友人たちとの旅は、良い気分転換になったことでしょう。
九州の火山が創る風景のたおやかさは、四国にない自然景観です。
あの広々した余白の多い空間は好いですよね。
えっと、masaさんのコメントに書いた通り、雨の季節になると、
妙に生き生きするランスケです(汗)
これも自然のなせる技・・・
青い花(けし?)、ギンリョウソウも幽玄な美ですね。
本名に変えましょうか(笑)
メールでも触れましたが未だに気疲れ、後悔から抜け出せないでいます。facebookを見たらおお楽しそうと思う筈
そうですね、価値観の同じ人でないと旅は無理ですね
お金使わず、気を使ってストレス溜めたまま、何年も引きづりそうです
通い始めると、ずるずる引き摺り込まれるように森歩きが続きます。
今日はシトシト梢を打つ雨音が止まぬ肌寒い一日でした。
鬼城さん、伊達博物館、今夏のW企画展は豪華ですね。
円山応挙の山水画も観てみたい。
http://datehaku.blogspot.jp/
私もウェットな日本の気候風土に合った山水の風景写真を目指したい(笑)
定着したHNです。
もう、これで行きましょう(笑)
まだお父様の死から時間が経っていません。
少しづつ時間をかけて乗り越えるしかありません。
misaさん自身の健康を第一に。
意外に単調な日常の繰り返しが喪失感から抜け出す近道だったかもしれません。
身体機能の衰えは、万病の元なので基礎体力維持のための散歩は継続してください。
気晴らしに雨の日の森歩きも好いですよ。