雨上がりの森でした。
5月半ばを過ぎると、夏緑樹の森は、一斉に透けるような若葉が光の天蓋となって、
キラキラさみどり色の光の粒子を降り注ぐ。
森が一番美しい季節の到来だ。
林床には、山吹草や熊谷草、雪笹の白い花、そして郭公草(かっこうそう)の咲く季節。
托卵の鳥、郭公(かっこう)は夏の渡り鳥でも一番遅く渡って来る。
他の鳥が営巣を始めた頃合いを狙って。
この日、皿ヶ嶺山麓で郭公の初鳴きを聴いた。
郭公の長閑な声を聴くと初夏(夏の訪れ)を意識する。
サクラソウの一種である郭公草は、郭公の鳴くころに咲く花。
(郭公草の画像は、ありません。どうもこの花の撮影は苦手)
森の木の間越しに、一際青緑色の鮮明な池を目にした。
登山口付近にある溜池であることは分かっていた。
でも、こんなに青緑の濃い水を湛える池だとは思いもよらなかった。
下山時、もう雲間に太陽の翳った時間に池に到着した。
東山魁夷の青い世界を意識してシャッターを切った。
また気象条件が違うと面白い写真が撮れるかもしれない。
最後は大好きなマーガレットを山麓で。
この一週間、色々とありました。
「♯検察庁法改正案に抗議します」の行方には注目していました。
コロナ禍の渦中で、デモ以上に600万を超える民意を集めたうねりに正直驚きました。
そして結末が、黒川検事長の辞職ですから。
その上、己の保身のために黒川検事長の定年延長を閣議決定したくせに、
その責任を稲田検事総長に押し付けて辞職をせまるなんて、安倍晋三とことん性根が腐っている。
パンデミック宣言前に予想していたように、このウィルス禍が安倍政権に引導を渡すかもしれない?
という希望的観測は、現実味を帯びてきました。
25日には緊急事態宣言も解除されると予想されています。
それにしても日本の後手後手のゆるいウィルス対策で、よくこの程度の被害で済んでいる?
とアメリカのフォーリンポリシー誌などもレポートしています。
感染者数は検査数自体が極端に少ないので問題外ですが、
注目すべきは死亡率の低さです。
毎年相当数の死者の出る肺炎死亡者を検査していないので、実際のウィルスによる死者数も疑問視されています。
でも、こういった疫病流行時には、「超過死亡」という統計解析の方法があることを知りました。
まだ地方のデータがピーク時の数値を出していないと指摘されています。
それでも感染症専門家の分析によるとコロナウィルスによる死者数は2000人を超えないだろう。と予測しています。
山中伸弥教授も指摘しているように日本の死亡率の低さは、何かファクターXがあるのでしょうね?
これは中国、韓国、台湾など東アジア諸国にも共通の現象なので、
例のBCGワクチン接種説、東北大、大隈教授の解説も。これが最も有力な仮説となりそうです。
まだ科学的に証明されていない仮説ですが、明らかに有意なデータが揃っています。
各国が検証しているので結果を待ちましょう。
素晴らしい色彩、ほっこりする写真です。
皿が峰、結構、三密を避け登っている方がいるようですね。
結びが「マーガレット」。
花言葉は「誠実」、「貞節」、「慈悲」、「安らぎ」だそうです。
誠実さに欠ける政府、どうしようも無い、情けない現実です。
さてコロナ、全面解除も近いようです。
山中先生の説、大賛成なんですよ。
もう一つ、生活習慣と「和食」を入れるとよく分かるのでは・・・
なんとか全国的にはコロナ禍第一波は、治まりそうな状況ですね。
でも私の住む松山市は、牧病院の院内感染が更に高齢者介護施設に飛び火して(昨日の新たに感染者一人)
この先も感染者が増えそうな勢いです。
北海道と松山市は、まだ予断が許されない状況です。
BCG接種の結核以外の疾病への効果は、欧米各国での研究結果が多数報告されています。
https://diamond.jp/articles/-/234432?page=3
特にオランダの研究者による人間の身体に備わった自然免疫系に働きかけ、
さらに未知の病原体に対する防御機能をパワーアップする効果には目を奪われました。
特に元株に近い「日本株」には、それが備わっているようです。
今は、これを心の支えに、このコロナ禍の世界を生きてゆくしかなさそうです。
人との接触を極力避ける生活は、寂しく辛いですが、これがコロナ禍の世界を生きる術なら諦めるしかありません。
misaさんから退院の報告メールを頂ました。
彼女も辛い難病を患い、これから長い療養生活を送ることになりそうです。
皿ヶ嶺でrieさんmariさんに会いました。
また交流を再開できれば良いのですが、しばらくはコロナ禍で様子見ですね。
家に閉じ籠っていては、心の健康を害するので、また散歩に出かけて来ます。
鬼城さんも写真仲間の皆さんと心身の健康のために野外活動を楽しんでください。
他者との三密は避けてね(笑)