
先日、アオバズクの撮影に丘陵地公園へ行った。
まだ雛は巣穴から出ていなくて撮影にはならなかったが、そのまま近郊に点在する四国88カ所札所と八塚となじみの氏神様を巡りお参りした。
脳出血の障害で現在の私は、自転車に乗ることもできない。
移動手段は徒歩、歩くことだけである。。
まるで歩き遍路のあの10年前の暑い夏に戻ったような一日だった。
スマートウオッチによる歩行距離も26.7kmを記録した。
帰宅したのも、とっぷり日の暮れた「9時半過ぎ。
脳の視覚障害のある私が暗い夜道を歩くことは。とても危険だ。
事実、何度も道に迷ったりふらふら道の反対側に足が向き、土手から落ちそうになった。
転倒して、また病院送りは、あまりに愚かだ(汗)
頑張らない健康法って宣言したばかりなのに、
勝手に身体が頑張ってしまう、この山や自転車で鍛えた元気な身体が恨めしいというか、本当に注意しないと危険すぎる。
私は神仏に祈ること(信仰心)への心理的抵抗感は、ほとんどない。
というか、朝夕の食事前、仏壇と神棚に向かい祈る時間は、無くてはならない大事な一日の初めと終わりの体内時計の時報なのだ。
仏壇は亡き父や母や姪の愛する人の供養であり、それに繋がる先祖供養である。
その契機となったのは、亡き父母を供養する四国遍路の長い巡礼の旅だった。
神棚への祈りは。20数年間通い続けた、四国の霊峰、石鎚山への自然崇拝、畏怖の祈りだ。
神棚には護国神社のお札もある。
亡き父にとって、戦争で逝った人たちに捧げる祈りは無くてはならない大事な時間だったのだろう。
村上春樹や内田樹も多くを語らなかった亡き父の戦争体験をちゃんと文章にして語り始めた。
私も、先日の天皇陛下のコロナ禍における国民へのお言葉を聴いて、この複雑な問題は、ちゃんと整理しなければならないと思った。
私は護国神社に隣接する家で産まれ幼少期を護国神社の境内と神域(裏山)である御幸寺山を遊び場にして育った。
神様や仏様の存在は、私にとって身近な懐かしい領域や場所なのだ。
作業療法士の先生は症例が多いので参考になると思います。
申し訳ないですが、ランク分けもあり、ランスケさんは素晴らしい出会いがあったようです。
あおばずく、「ほっほ」さんを通じてご迷惑をおかけしたようですね。
情報は新しい内にの鉄則を忘れていました。
敬虔なる祈り、世界中に広がって貰いたいですね。
友人・知人、自分自身に語りかける日々。
そして、真っ赤な夕陽に焼かれ浄化されていくようにも感じます。
だから私の入院した脳神経外科の病院内にも、それぞれの症例に対応する専門のリハビリの先生がいました。
日常的な身体動作(屋外歩行など)を担当する作業療法士さんや、病院内のリハビリ室で、様々な器具を使った脳の障害を認知、改善へと導くリハビリ(言語聴覚師など)の先生がいました。
私の視覚障害は、眼が見えないわけではなく、脳の空間認知の障害なのだそうです。
救急車で運ばれた入院当初は、半身不随で半盲状態だったようです。
その後3カ月間の療養で半身不随は完治し、半分見えない視力も、ほとんど改善しました。
でも、網膜が捉えた情報を後頭葉の視覚視野で正常に処理できず、空間認知に問題を抱えています。
だから歩いていても空間認知が怪しいので、身体がふらついたり、よくモノや人にぶつかってしまいます。
こういう状態なので自転車は、とても危険で禁止されています。
でも私と同じ障害で自転車に乗れるまで改善した人の症例を脳外科の先生のサイトで見ています。
諦めないで、これからもリハビリを続けてゆくつもりです。
こうやって定期的にブログを更新できるくらい徐々に日常生活の動作が可能になってきました。
退院当初は、PCの操作も怪しく、カメラもまともに操作できなくて、その上、」現像ソフトの操作もダメで絶望的でした。
諦めないで毎日の繰り返しが、ここまで脳の障害を回復へと導きました。
ブログのインターネット日記という特徴的な機能は、今の私には合うようです。
移動手段と身体能力の低下で以前のように山や森へ行けないので、
こうやって日常雑感をセルフポートレートを主体に撮影していると、10年前の暑い歩き遍路の日々を思い出します。
あれもロードムービーのような毎日歩き続ける自分自身を風景写真としてインターネットに上げてゆきました。
歩くという最もシンプルなポートレート風景写真に当分写真表現の可能性を楽しんでみます。
コロナ禍の世界(時間)を写真表現する方法を模索していたので、セルフポートレートによる日常は面白いかもしれません?
そして今回の失敗の教訓は、スマートウオッチで5kmを超えたら引き返す。と
散歩に出る時はヘッドランプを携行する。の2点です。
それとアオバズクの雛は、♀が巣穴から出て来たのなら雛の巣立ちは近いと思います。
今週末は天気も回復しそうなのでチャンスかもしれません。
無理しないように身体と相談しながら意識的に抑制して行動します(笑)
愛媛県のワクチン接種7月分が予定通り供給されたようで安心しました。
今回の思いついての神仏への祈りのお参りでした。
最初は八坂寺近くの目の神様、「生目(いくめ)神社」でした。
亡き父母の好きだった散歩コースです。
自分自身の視覚障害の回復を願い祈りましたが、次第に浄瑠璃寺や八坂寺とお大師様に祈りの言葉を唱える内に。疫病退散の利他の念が強くなりました。
最後の夕焼け空の弘法大師伝説の聖地、八ツ塚群集古墳では、ひたすら世界の平和と安定を願っていました(笑)
神仏に祈り 毎日のスタート 困難な状況の中でも 常に 知識の探求
ランスケさんの強靭な「人間力」から 生み出される
「作品」は 私の「理想」です
東北の震災から10年、また世界は疫病の猛威に晒されています。
そうですね。常ならざる大きな厄災が私たちの日常を奪う毎日です。
鴨長明の「方丈記」が、こんな時には、よく読まれるようです。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…
毎日、仏壇に向かい唱える般若心経の経文も無と空の繰り返しです。
こうやって心身を清める寺社のお参りは良いものです。
人は無心に何かに祈る時間が必要なのだと思います。
神仏を祭る霊的な場所で無心に祈る時間は、立派なメンタルケアです。
NHK【総合】テレビ
7月12日(月)14:05~14:34
ニッポン印象派 「水の峰 雲の山」 石鎚山
注 放送は国会中継等の影響で休止になる可能性があります
親しい山仲間や写真仲間と話せる時間が、どれだけ心の支えになったか。
改めて友達の有難さを実感しました。
以下にその三浦さんの紹介するNHK取材の霊峰石鎚の自然番組です。
ぜひ皆様も御覧ください。
この頃の四国のNHKは良い番組を作っていました。
高知の写真家、高橋宣由さんの「光る森」とかね。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018086436SA000/