Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

黒森峠越え

2014-05-02 | 自転車

 

果敢に峠越えに挑んでいる。

皿ヶ嶺越え(上林峠)は、二度挑んで、あえなく力尽きた(汗)

それならと、標高では985mと遜色ない黒森峠越えを企んだ。

 

今日は一日晴天の予報なのに、朝から曇りがち。

皿ヶ嶺から連なる黒森峠方面の稜線にも、雲が低く垂れ込めている。

重信川沿いのサイクリング・ロードを、ひたすら走り抜け、R11へ入路。

桜三里手前からR494、黒森峠方面へ右折。

さぁ、いよいよ長い登坂路が待っている。

ヘアピンカーブを過ぎた辺りから、眼下に水を張った一面の棚田が広がる。

白猪の滝入口まで小一時間、場所を移動しながら棚田の風景を撮影。

残念なのは、空がどんより雲に覆われ光が射さないこと。

水面に新緑の風景や青い空を映し込めなかった…

 

 

もっとあれこれ場所を移動して、じっくり撮影したい風景だった。

そうも云っていられない。

先は、まだまだ長いのだから…

カメラをザックに仕舞い、再び登坂路に挑む。

拡幅された勾配の緩やかな箇所を過ぎると、

暗い杉林のつづら折れが、ずっと続く。

正午過ぎのこの時間は、普段なら汗が噴き出す辛い行程。

ところが曇天の暗い杉林は、予想外にひんやりしている。

この気象条件も幸いした。

快調に高度を上げてゆく。

「こんにちは」

声がして、すっと自転車が並走する。

おっ、ロードバイクの本格的なヒルクライマーの登場。

そのまま抜き去るのか、と思っていると、

彼は並走してくれる。

黒森峠まで。

足を痛めて復帰したばかりだと云う彼と、

ずっと話ながら長い登坂路を上り切った。

まだ年若い自転車乗りの先輩から、たくさんの実践的知識を教授してもらった。

ありがとうございました(謝謝)

 

 

黒森峠で、そのまま昼休憩しないで走ると云う彼と別れ、私は昼食。

その昔、面河方面への路線バスが走っていたこの道は、

意外に登坂傾斜がゆるいのだ。

そして皿ヶ嶺の登坂傾斜がキツイのは、上林小学校から林道入り口まで。

林道の九十九折は、黒森峠同様、意外と緩やからしい。

道理で…いつも林道入り口で力尽きてしまうわけだ(汗)

 

炭水化物を補給して、峠を下る。

風に乗って、気持ち好い。

あっと云う間に面河ダム湖へ。

これなら梅ヶ市からの堂ヶ森は問題なさそう。

連休明けの最初の自転車で行く山は、堂ヶ森かな?

ダム湖沿いを県道153号線の道を辿り続けた。

いくつかの峠を越え、

直瀬から畑野川へ抜ける。

振り返ると堂ヶ森や石墨山が、いつもと逆の角度で見えていた。

畑野川から久万へ抜け、そのままR33を三坂峠へ。

三坂峠からの下りは、あっと云う間。

今日も100kmを越える行程だった。

またしても足がパンパン。

 

下のバナナを咥えたおサルさんの格好は、

スペイン一部 リーグのダニエル・アウベスの人種差別に対する潔いパフォーマンスに共感して。

そう、私たちは所詮、みんなサルなのだから…ウッキー♪~

他民族に対する狭量な憎悪や差別は、本当に恥ずかしいよね。

黄色いサル同士が何を歯を剥き出しにしてウッキーってね。

憎しみや暴力からは何も生み出さない。

So happy?

最近お気に入りの動画を。

「HAPPY」 

 


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3 コメント

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 (鬼城)
2014-05-03 08:48:03
私は一時、汗をかかない頃がありました。
飲んでいる薬の所為かとも思いましたが、原因は運動不足でした。
今では適度に・・・
それにしてもサイクリング、填まりましたね。
黒森峠越えをされるとは、驚きです。
また目線の景色が素晴らしい。
棚田風景、日本の里山です。
田んぼの水に映った青空が見事です。
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そろそろ山へ? (ランスケ)
2014-05-03 22:35:15
今日は息抜きの皿ヶ嶺でした。
自転車ではなく、新緑の森歩きを。
rieさん、mariさん、ありがとうございました。

下山後の温泉入浴で、パンパンに張っていた足の凝りも癒されました。

鬼城さん、仰る通り、自転車の世界にどっぷりです。
三坂峠、黒森峠と石鎚への難所を突破しました。
後は皿ヶ嶺越えです。
なんとか連休明けには?

それを終えると、堂ヶ森か面河から石鎚入山を計画しています。
やっと、重い腰を上げて、山への復帰でしょうか?
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コンプライアンス? (ランスケ)
2014-05-04 11:04:34
昨日の憲法記念日に寄せて、
映画監督、想田和弘のツイートより、

それにしても、最近はコンプライアンス(法令遵守)ということが盛んに言われて、
ちょっとした「産地偽装」なんかでも厳しく糾弾されるのに、
TPPや辺野古移転での公約違反だの、集団的自衛権での憲法違反だのといった巨大で極悪な違反が
全然オッケーなわけがまったく分からん不思議の国ニッポン。
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