不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

10月19日(土)私設公民館たまいば座談会。10/26~27双海でキャンプ参加者募集中。

全国大会ご報告

2009-08-25 10:55:47 | 不登校
今年の夏の私の大イベントだった
「第20回不登校を考える全国大会in東京」
2日間の日程を終え、満喫しています。

私のブログにリンクしてくださっている
mii3さん(MY LIFE)
のんのんさん(なるようになる)
の、ブログでも全国大会の様子が
詳しく紹介されていますので、
どうぞご覧になってください。


全国大会初参加になったわけですが、
NPO法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワークが
1990年に発足されて20年という記念すべき大会でした。

80年代後半から各地で誕生した
登校拒否・不登校を考える会や親の会、居場所などが
つながりあい、情報交換をし、さまざまな交流や活動を
おこなってきて、不登校への理解を深めていくための努力を
こんにちまで尽力くださった先輩方の歩みを知る機会となりました。

このような全国規模のネットワークによって、
増え続ける不登校児の人権と権利を守るために、
多くの学びやこれまでの経緯があるからこそ、
私たち親や不登校の子どもにとっては
より生きやすい社会になっていくのだと
感慨深い思いで参加していました。

我々不登校当事者の親やこどもが堂々と生きやすい社会になる、と
いうことは、単に私たちが自分たちだけ孤立することではなく、
私たち子どもたちの権利を主張し、
どんな人も生きやすい社会でなければ意味がないのだと
いうことなんですね。

そもそも現状の学校教育そのものが
不登校のこどもたちは健全でないという位置付けによって、
多くの不利益を受けてきました。

そして、全国ネットワークが20周年を迎えたというだけでなく、
今年は、
「国連子どもの権利条約」が採択されて20年でもあるそうです。

子どもたちの権利とはなんなのか、
子どもたちの権利は前進しているのか、

スクールソーシャルワーカーの山下英三郎さん、
心理カウンセラーの内田良子さん、
子どもの権利条約総合研究所代表(早稲田大学文学部教授)喜多明人さんとの
シンポジウムからも、子どもの権利条約の普及・実現に邁進されてきた
お話も伺うことができました。

そして、不登校の子どもの権利宣言が採択されました。
(詳細は、のんのんさんのブログに掲載されています。)
http://blog.goo.ne.jp/nonnon1230



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