夏休みに入って、
すでに猛暑でフラフラになりながら、
この日の勉強会のために、
慣れないプレゼン資料を日夜コツコツと
作成してきました。
基本的なことしかわからない上に、
アニメーションのやり方も手探りでしたが、
アドバイスいただきながら、
試行錯誤して、なんとか本番を迎えました。
今回は、市議会議員さんが7名所属している
教育厚生委員会の勉強会ということで、
学校教育課や発達支援課からも出席いただき、
親の会からは私含め3名が同席しました。
テーマは
「当事者目線の不登校支援へ〜
行政に要望すること」
まず最初は、親の会から、
①「誰ひとり取り残さない支援へ
〜子どもがまんなかへの取り組み〜」
そのあと、今回の発起人のお一人である、K先生から、
②「適応指導教室」の呼称変更
③「情報発信」による啓発活動の推進
について、お話させていただきました。
今回の勉強会を開いていただくにあたり、
四国中央市在住で、不登校の親の会会員、
現在または過去に子どもさんが
不登校経験されたご家庭のご家族の方、
「不登校支援アンケート」調査を
LINEにて、
お願いして回答していただきました。
その結果をもとに、
我が子の不登校経験や
四国中央市の不登校の状況、
そして不登校の親の会を毎月開催しているけれど、
まだまだ知ってほしい方に繋がってない、
周知されていない現状。
どうしたら改善できるのか。
民間の親の会だけでなく
行政からも発信して、
不登校の親御さんたちひとりひとりに
お知らせして親の会を運営していただきたいこと
など、お話させていただきました。
②適応指導教室の呼称変更については、
文科省の通知以降、全国的に、
教育支援センター等への呼称変更が
されている自治体も多くあります。
福山市では、適応指導教室から、
公設の「フリースクールかがやき」に
変更され、その結果問い合わせも多く、
広く認知され、子どもたちが安心して
通っているようです。
私も「フリースクールかがやき」を
以前訪問させていただき、
通ってくる子どもさんたちが生き生きと
元気に過ごす様子を見ることができました。
③情報発信に関しては、
本市教育委員会ホームページが少し改善されていましたが、
学校以外の子どもたちの居場所である
適応指導教室の案内がまだまだ不十分で、
アンケート結果からも、
「どんな場所かわからない」
「安心して通えるのか不安」
「どんな人がいるのか」
「どんなプログラムなのか」
情報がもっと知りたいと。
今の時代、ネットやスマホでの検索や
情報収集からだと思っています。
まずは、
知りたい方が情報を得やすいように、
より改善していただきたいということも
お伝えしました。
そして、今年度4月からスタートした、
四国中央市の「校内サポートルーム」。
該当中学校の校長先生より、
現在の利用人数やサポート体制についても
お話いただきました。
今年度モデル校としてスタートして、
子どもたちの利用人数も増えて、
効果をあげているということなので、
来年度以降も予算をつけて、
対応校を増やしてほしいと願っています。
まだまだ、
お伝えしきれていないことも多々あります
が、今後も行政と連携して手を取り合って
子どもたちの幸せのために、
子どもが「まんなか」であるよう、
様々な課題解決に向けて
取り組んで改善していけたらと、
要望させていただきました。
今後の動向が気になります。
読んでいただきありがとうございました。