不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

11月16日(土)18歳以上青年期の親の会ランチ会です

学びの場  選ぶのは私

2014-03-05 23:26:15 | 不登校

夕方から風も強くなり、冷え込んできています。また明日は、雨か雪?

暑さ寒さも彼岸までといいますが、あと少し寒さが続くのでしょうか・・・

 

本日の朝日新聞教育欄に掲載されていた、「学びの場 選ぶのは私」。(新聞記事より抜粋します)

 

フリースクール東京シューレのOB,OG,現役生が集まり、多様な学び方の重要性を訴える「不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク」の学習会。

 

「不登校の子どもへの社会の見方を変えていく必要がある」

 

「不登校の人でも過ごしやすい居場所を作っていきたい」

 

メンバーの17歳の子が「いじめや体罰に苦しみながら無理をして学校に行くよりも、自分にあった居場所で学習する権利が、子どもにもあると思う。それを広げていきたい」と話す。

小学校低学年でいじめを受け、無視されるように。「目つきが悪い」「気持ち悪い」「死ね」などと嫌な言葉をかけられるようになり、思い切って担任の先生に相談した。「ケンカ両成敗のような感じでイジメの原因も聞いてもらえず、先生が信頼できなくなった・・・

 

「学校は大切だし、通いたい人たちは通うべきだと思う。でも、学校が本当に苦しい人には学校以外の場所もきっとある。休んでもいいんだよ」と。

 

理事長のオクチさんの紹介も掲載。

1985年にできた東京シューレは日本のフリースクールの草分け的存在。

長男の不登校をきっかけに、不登校の子どもをもつ親の会を作って発足させた。

これまでに1400人が巣立った。

99年にはNPO法人の認証を受け、フリースクールの公教育化に向けた取り組みも進めている。

 

文科省の調査によると、12年度の不登校児童生徒数は、小中学校で約11万2700人。高校で約5万7700人。いじめや友人関係をめぐる悩み、学業不振などが主な原因といわれる。

「学校だけでの課題解決に限界が出てきている。子どもが学びたいと思ったことを選択できるよう、学校以外の学びの場を保障していく必要がある」(早大 キタアキト教授)

 

★不登校の子どもの権利宣言★

 

※教育への権利(第1条)

私たちには、教育への権利がある。学校へ行く、以下内を自身で決める権利がある。義務教育とは、国や保護者が、すべての子どもに教育を受けられるようにする義務である。子どもが学校に行くことは義務ではない。

 

※学び・育ちのあり方を選ぶ権利(第3条)

私たちには、学校・フリースクール・フリースペース・ホームエデュケーション(家で過ごし学ぶ)など、どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校に行くことが当たり前だという考えを子どもに押し付けないでほしい。

 

 

 

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