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オーソドックスな “陶芸の手法” を開示しています。
手びねりと電動ろくろの基本のやり方、作り方です。
第二弾は “電動ろくろ編” です。永久保存版か ・・・ 。
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<追記:2023年/令和5年8月27日付>
この 「菊練りのやり方」 や 「土殺しのやり方」、「ろくろの挽き方」の記事は
1年ほど前から全国の人たちが 毎日 20人以上も閲覧している大人気の記事になってます。
参考にしていただいて、オーソドックスな陶芸が全国に普及することを心から願ってます。
注:この記事の閲覧者は Gooブロガーさん以外の方たちが殆どですので
「いいね」などのリアクションボタンには反映されてません。
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陶芸の基本/菊練りのやり方
(元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)
電動ろくろを始める時は、陶土の 「菊練り」 と 「土殺し (芯出し)」 を覚えなければなりません。菊練りは少し難しいのですが、この二つのハードルを越えると電動ろくろが挽けるようになります。
前回に、電動ろくろでの作り方、挽き方について説明しましたが、今回は、 “菊練りのやり方” について解説しましょう。“菊練り” は陶土の中の空気 (気泡) を抜く為に行います。陶土に粘りとコシを出します。陶土の伸びもよくなります。要領やコツをつかむまでに少し時間がかかります。週 1回のペースですと、なかには 2回目で出来る生徒さんも稀にいますが、遅くとも 3ヶ月くらいで出来るようになります。若い人は比較的に早く出来るようになりますが、50を過ぎると少し時間がかかるようです。手順が分からないと半年から 1年以上かかります。
菊練りの要領を箇条書きにします。この手順で行うと短期間に菊練りが出来るようになります。
今回は写真が少ないですが、具体的に箇条書きにして説明しますので、パソコンやスマホの前でご自分で演じてみて下さい。
■ 菊練りの仕方 (左手で練ります)
菊練りは 「左手で練る」 のが理にかなったやり方です。
シンプルな理にかなったオーソドックスなやり方を行いましょう。
菊練りは YouTube 動画はほとんど参考になりません。
独特なやり方の動画が多いです。役に立たないのではないかと思います。
真似をすると 1年以上かかるでしょう。迷路に入り込むのではないでしょうか。
私は、陶芸の入門書や、菊練りの DVD なども沢山持ってますが、
菊練りで役に立ったものは一つとしてありませんでしたね。
また、 YouTube 動画のような特種な難解なやり方では、菊練りは
なかなか修得できませんよ。 YouTube 動画と私が今回ブログに開示した
やり方を比較してみて下さい。理にかなった菊練りのやり方を覚えましょう。
まず “荒練り” から説明しましょう。
荒練りはすぐに出来ますが、菊練りの前に必ず行いましょう。
“荒練り” は、陶土の柔らかさを均一にするために行います。
陶土を両手の掌の手根部で前方に押し込んで横長に伸ばします。
ある程度伸びたら、向きを 90度変えて同じようにして横長に伸ばします。
4回ほど行えばよいでしょう。最後に “米俵状” に巻き付けます。
さあ、これから “菊練り” です。
1、荒練りした陶土を練り台や作業台に立てて置きます。
2.両手を陶土の上に置きます。左手で練ります。
3.左手の親指の第一関節の上に、右手の親指の第一関節を重ねます。
土の量が多い時は、右手の親指の第二関節 (つけ根)を左手の親指の第二関節
の上に置いて練ると、両手に体重を乗せて楽に菊練りが出来ます。
(2023年追記 : 両手の親指を横に合わせて練るやり方は、片手だけの練り方になり、
両手の力加減がバラバラになり、修得までに練熟を要しますのでお勧めしません。
左手の親指の上に右手の親指を乗せて練るようにして下さい。
両手が一体になり体全体を使って楽に練れるようになります)
4.菊練りを始めます。最初に、左手の手の平の手根部
(つけ根) で、時計盤の 1時の方向に押し倒します。これからです。
5.左手で押し倒した陶土を左手を離してから右手で立ち上げて起こします。(この動作が “1” です)
6.次に、立ち上げた陶土の背面を左手で抱きかかえるように添えます。(これが “2” です)
7.そして、右手を離して右手の親指の第一関節を左手の第一関節の上に置きます。右手を持ち替えます。(これが “3” です)
9.ここから、左手の小指側の手根部で陶土を 1時の方向に少し捻って巻き込むように押し込みます。ここが難しい。(これが “4” です)
10.陶土の上の部分が押し出されます。これが一連の動作です。
時計盤の 12時の方向を回転軸にして回しながら起こして練るのが菊練りのコツです。
11.次も、左手を離してから右手で起こし、この 1~4 の動作を繰り返すのです。
これを繰り返すと左手で押し込んだ所がヒダヒダになり上から順次に重なって “菊の花びら” のようなります。
12.練っているときは、陶土の外形が “果物の洋梨” のような形状になります。
12.この 1~4 の練りを 30回くらい繰り返したら砲弾型 (釣鐘型) に巻き付けます。
13.巻き付けは、15回くらいかけて丁寧に巻き付けて下さい。
14.巻き付けるときは、回転軸の中心を左手の小指側の手根部付近に織り込むように移動させてから、今度は 3時を回転軸にして、陶土を少し起こして回しながら 1~4 を繰り返して砲弾型 (釣鐘型) に巻き付けて下さい。15回くらいかけて丁寧に巻き付けます。そして、底になる右手の面は、中央部が盛り上がってコブが出来るような形にまとめます。底面の中央部分を凹ませないように巻き付けて下さい。これも要領をつかむまでは多少難しいですが、右手の手の平の手根部で、底面の外よりの面を下向きに(尖った先端方向に)少し押し込みながら巻き付けると中央部が盛り上がります。右手の中に底面がすっぽりと納まる形にします。最初の内は底面が凹みますが、凹みが出来ると陶土をろくろ盤に置いた時に底の部分に空洞が出来ます。また、土殺し (芯出し) の時もろくろ盤から外れやすくなります。凹ませないようにして下さい。
15.砲弾型 (釣鐘型) に巻き付けたら、尖った方を上にしてもう一度菊練りを行います。二度行います。
★ ポイント (目から鱗が落ちる) は、
1.菊練りを覚えるときは、この 1、2、3、4 の動作を繰り返して行います。 陶土を回しながら練るのがコツです。時計盤の 12時を中心軸にして回しながら起こして練ります。これを繰り返すとヒダヒダが重なり “菊の花弁” の形になります。菊の花びらのようになるので “菊練り” と言います。慣れると秋の菊の品評会に出せるような花弁が出来ます。尚、巻き付ける時は、細長くならないように回転軸の中心を左手の手根部の方へ折り込みながら、今度は 3時を回転軸にして、1、2、3、4 と回しながら、陶土の芯棒を菊の花びらの所に押し付けるように巻き付けます。密着するように丁寧に巻き付けて下さい。円錐状の砲弾型 (釣鐘型) にまとめます。
菊練りは二度行います。プロの人たちは 100回と 100回くらい行っていますが、教室では 30回と 30回くらいで済ませています。巻き付けの時は 15回と 15回位です。陶土の量は、女性は 2㎏くらい、男性は 2.5㎏くらいがよいでしょう。ろくろで数挽きをする時もこの位の量がアマチュアには適量です。
2.左手で押すのが、理にかなった菊練りです。理由は、尖った方を上にしてろくろ盤に置くので、土殺し (芯出し) の時に土が締まるのです。ろくろは通常は “右回転” で行うので、陶土を両手で挟んでいると陶土がさらに巻き付けられて土が締まるのです。解かりますか? 菊練りして巻き終わる前の陶土をろくろ盤上に置いてみましょう。
ろくろが時計回りの右回りに回転するので陶土が両手で挟まれて巻き付けられますね。土が締まるのです。右手で練った場合は、巻き付けが逆になるので、陶土がほどけて緩んでくるのです。陶土の粒子もバラバラになります。
このような理由で菊練りは “左手で練る” のが理に叶った正しい練り方なのです。
右手で練った場合はどうするかと言うと、円錐の尖った方を下にして、逆さにしてろくろ盤に置きます。そして、両手で陶土を叩いて円錐型にするのです。右手で練った場合はひと手間かかりますし、土の粒子も少し緩むので右手で練るのはお勧めしません。
右手で練ってる人が多いのは、昔は蹴ろくろ (けろくろ) が反時計回り (左回り) だったからなのです。その名残というか真似事が残ってるのです。電動ろくろが出現してからはろくろ盤の回転は時計回り (右回り) になりましたので、左手で練るのが正しい菊練りになるのです。これから陶芸を始める人たちは左手で菊練りを行うようにしましょう。このような肝心なことが You Tube動画 や参考書などでははぶかれています。知らないのかもしれません。隠したいのかもしれません。恥ずかしいのかもしれません。
いい加減な陶芸の入門書や、ブログ記事、 You Tube 動画 が多いです。 特に You Tube 動画はひどいものが多いです。はばかりながら役に立たなかったのではないでしょうか・・・。
正しいことを覚えて、正しいことを教えましょう。考えながら行いましょう。
3.ただ、左手で練る要領がつかめない場合は右手で練っても構いません。動作は逆になります。教室でも左手では要領がつかめなかったり左手が弱いような場合は、右手で練るようにした生徒さんも 2割くらいいますが、出来るだけ “左手で練る” ように練習して下さい。また、片手で練ると力がいりますし腕も疲れますので、両手で体全体を使って練るようにして下さい。
左手で箇条書きした要領で練ると体重を乗せて体全体で練れるようになります。
以上で “菊練りのやり方” が理解できたと思いますが、拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 にはさらに詳しく菊練りの要領なども記載しています。拙著の購入については下記をご覧下さい。
下の菊練りの写真は当時中学3年生の伊藤日向子ちゃんの菊練りです。その後、県外の高校に進学。
菊練りをしたら、菊練りした陶土を電動ろくろの上に置き土殺し (芯出し) を行います。
次回は、ろくろコースに進級した生徒さんの実演写真を入れて 「土殺し(芯出し)」 を解説しましょう。
※ ろくろの 「土殺し (芯出し) 」 については、 ここ をクリックするとご覧いただけます。
必読必見です! 目からウロコが落ちます!! 直ぐにろくろが挽けるようになります!
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かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」
どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます!
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初版ですがページ数は改訂版と変わりません。役に立つと思います。早く上達するでしょう。
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※ 令和 2年(2020年)1月16日から
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