陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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夕陽で思い出す

2018-10-12 00:15:10 | 陶芸の本


教室の生徒さんのイラストレーター なかむら葉子さんが描いた新年度の トキハ デパートのカレンダーを教室に飾ってますが、穏やかな夕陽が左の窓から注いできました。ひまわりが大きく花開いています。この窓際に布の背もたれが付いた古い椅子があるのですが、窓から差し込んでくる夕陽で思い出しました。

1年前になりますか・・・工芸ブログランキングでもトップを走っている土びと作家の可南さんが絵本を自費出版されました。私も陶芸の実用書を自費出版してたので先輩風を吹かし出版前にコメントを入れました。出版と同時に購入もしました。そして、この椅子に座って届いた陶人形の絵本を開いて眺めていました。暖かな夕陽に包まれながら素敵な陶人形が絵本から飛び出してくるようでした。

早速、出版社に読後感を入れました。この読後感もポストカード付のキャンペーンが終わるとともに消去されてしまいました。絵本はその後も販売促進をされておられます。懐かしく思い出されたので、読後感を下記へ再アップしてみました。こういうことが出来るのもブログなのかな・・・。

■ 読後感
注文をして待っていた、つちびとの絵本 『泥の水へとかかる虹』 が手元に届いた。
椅子にもたれながら、つちびとの陶人形写真と、つちびとの語りをみていた。
窓越しに西日が差してきた。入り日につちびとの写真絵本をそれとはなくかざしてみた。
夕陽の色に映えて、つちびとたちがアニメのように明るく浮かびあがってきた。
つちびとの温もりが伝わってきた。思わず感嘆した! じつにいい・・・。

秋の夕陽のおだやかな光が、つちびとたちの淡い色調とその柔らかな造形を引き立ててくれる。
素材の粗めの土の質感もいい。実物のつちびとたちをじかに観てるようだ。
つちびと陶人形作家の可南さんが求めてきたものは、これなんだろうなと感じ入った。

そして、 「命があるから私たちがあるよ。命があるからあなたたちもいるよ」
そんなように陶人形のつちびとたちが “命の力” について優しくやさしく語りかけてきた。

私は、この素敵な絵本を8人の孫たちにも3冊贈ることにした。
孫たちは陶芸が大好きだ。つちびとの優しさを感じとってくれるといい。
一番下は3歳だが、たとえ、いま分からなくても分かるときがくるだろう。
忘れないでほしい、歩んだ道を・・・ありがとう! とともに・・・。




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