陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
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他愛のない話 “縁”

2020-03-30 22:30:00 | よもやまごと
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ブログネタに頭を悩ます日々だ。他愛もないことまで思い出して書いている。今回は孫に見せる我が家の 『NHK のファミリーヒストリー』 とでも言えようか。(Naka Hara Ke の ・・・)

世の中はちょっとした縁でつながっている。親父は大正の生まれだ。当時は大学に進学する若者も少なかった時代だろうが、親父は大分中(現、上野丘高校)がら長崎高商(現、長崎大)へ、そして東京商大(現、一ツ橋大学)へと進学している。そして、王子製紙に入っている。大分中の同窓は東京帝大(現、東大)に進んでいる。私が社会人になって数年後に発電設備のタービンの性能検査の立会いでお客さんを三菱重工の長崎造船所に案内した時に所長をしていた。挨拶をして来いと親父に言われたがご出張中でお会いできなかった。この人は後に三菱重工の社長になっているが在任中に亡くなられている。惜しまれた。

親父は大分市、お袋は竹田市の出身だ。実家は小城羊羹を造っていた。親父は独身の頃に大分合同新聞の社長の娘さんとの縁談を勧められたようだが、生活環境が違いすぎるからと断ったらしい。そして私のお袋と結婚したようだ。お袋は若い頃は美人だったようでそこに惹かれたのかもしれない。美人姉妹として当時の竹田郡部では有名だったようだ。女優の十朱幸代に似たような現代的な顔をしていた。妹の叔母さんはハーフみたいだった。鰐淵晴子に似た感じだった。子供心に綺麗な叔母さんだなと思った。昔の人気女優の名前を出しても分かる人は少ないだろう。そうだ思い出した、親父の妹の叔母さんは別府市の温泉観光ポスターのモデルに起用されていた。ミス別府だった。タカラジェンヌのような彫りの深い顔立ちだった。



そう言えば、親父やお袋に若い頃のことなど聞いたことがない。少しでも聞いておけばよかった。今になって思う.。、、、「子供の頃は」 「10代の頃は」 「20、30代、・・ の頃は」 「結婚してからは」 「苦しかったことは」 「嬉しかったことは」 などいろいろ聞けただろうに。

お袋は長期療養をしていた。小 6で一緒になった。50を前に亡くなっている。これと言った会話もしていない。二人は戦前、戦中、戦後の苦しかった時代を生きている。それぞれに語りたかった思い出があっただろう ・・・。

東京での話しになるが。家内を私に紹介してくれたご婦人(仲人)は、親父が若い時に縁談を勧められた大分合同新聞の社長の娘さんだった。縁談の相手だった。ただその方だったかどうかは定かではない。三人姉妹だったようなので、どの方だったのかは分からない。年齢的にはこの方だろう。三人の姉妹も綺麗な方だったようだが、親父には敷居が高く感じられたのだろう。

私に家内を紹介してくれた人は、こんな縁を感じる人だった。相手の方はそんなことは知ろうはずもない。相手は知らなくても縁があったのだ。紹介してくれたこの方には子供さんがいなかったので、その後も親しくしていただいた。

結婚式は私の上司の部長夫妻に仲人を頼んだ。その後、何十年も経ってから、継母の面倒を看るために大分に帰郷した。そして陶芸教室を開いた。教室に大分芸術短大の先生が入会してきた。音楽理論を教えている准教授である。新潟県の出身で東京の国立音大で作曲理論を学んだそうだ。私の仲人をしてくれた上司 (後に社長) の娘さんが国立音大を出て、パリに留学して、大学で教鞭をとっていると聞いていた。

新入会の生徒さんに聞いてみた。「〇〇〇さんと言う女の先生を知りませんか?」
生徒さんは驚いたように 「私の大恩師です!」 とのこと。作曲理論の権威になっておられるそうだ。卒論の時に指導していただいたそうである。大分芸短にも講義に何回か来ていただいてるそうだ。広い東京で、しかも大分で縁でつながっていたのである。ビックリした。どこで縁がつながってるか分からない。世の中は広いようで狭い。

仲人をしていただいた上司の住まいの応接間に、私の遠戚の画家の絵が掛けられている。上司が国立に家を新築される時に、買っていただいた30号くらいの大きな絵だ。この絵を選んだのがこの生徒さんの恩師の先生なんだそうだ。知らなかった。

上司も奥さんを亡くされたが、私が継母やその兄弟姉妹と相続の件で悩まされているのを聞いていて再婚されなかったようだ。そんなことを聴いたことがある。結婚されてなかった娘さんに身の回りの世話をしてもらえたのだろう。近くに次女や孫も住んでいたような ・・・。

私に社交性があれば、話や縁がさらに展開されるのだろうが、今も思い出として留まっている。最近はこんなことを思い出したりする。

陶芸教室を開設して15年が経つ。最初は誰も来てくれなかった。自分でポスティングをしたり、広告を出したり、ビアマグ体験教室などを開いたりした。その内に生徒さんも増えてきた。手びねりコースからロクロコースに進む生徒さんも一気に増えた。3台のロクロも 1台増やした。あと 2,3台増やさねばならないかとも思った時期もある。何事もピークがあるものだ。陶芸の低迷期が長く続いているので、今の 4台くらいが丁度いい。

ブログを始めて1年半が経つ。私としてはよく続いた。ブログ用に写真を撮って文章を書いてアップするのは結構きつい。あと 1年続けられるだろうか。ブログを見ていただいている方が多いのは励みになる。「陶芸ブログのランキングバナー」 をクリックしていただいているのも心が弾む。

以前は、ホームページを12年間ほど出していたが、そのトピックス欄に月に2、3回ほど生徒さんの作品やコメントを載せていた。そのホームページが、ヤフーとグーグルの 「工芸部門のアクセク数ランキング」 で第1位にランクされていた! その 2、3年間は閲覧数が年間に 5万件以上であった。

教室の看板も古くなってきた。ブログも教室もあと何年続けられるか分からないが、生徒さんが成長しているのを見るのが活力となっている。



東京の桜は満開のようだが、大分ではまだ二分咲きくらい。我が家の
玄関脇には、3年前に植えた薄ピンクのユキヤナギ(雪柳)が少し咲いている。




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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
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  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね! 正統派です。

 
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