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■ 切っ掛けが大事/3月の新作
都甲さんは定年退職後に陶芸を始めた。
そして、一年半後に「特産品と雑貨のお店」を開いた。
そのお店が、ゴールデンウイークに生徒さんの作品展を開く
対馬などの特産物と雑貨のお店「一千笑(いちえみ)」である。
陶芸を始めたことがお店を開く切っ掛けになったようだ。
写真撮影や油絵を描くことが趣味のようだ。
いろんな形のものを創作するのがお好きなようだ。
教室でもいろんな創作的な作品づくりをしている。
ヒットするものが何か生まれるといいが・・・。
作品には下絵具でカラフルに絵付けを施している。
素焼きした器を持ち帰り、お店で絵付け作業をやっている。
お店に事務室があるのでゆっくり出来る。絵付けが楽しめる。
今回アップする都甲さんの新作は「花入れ」のようだ。
何をイメージしてるのだろうか。竹筒かな・・・。
早速お店にも飾っている。
花入れのほかに竹で編んだようなプレートも作っていた。
以前にも三枚ほど作っている。今回はサイズアップしているが、
残念ながら今回の作品は素焼きした時にひび割れが入っていた。
陶土をひも状にして編みこんでいるので紐にストレスがかかったのだろう。
ひび割れ箇所を取り除いて本焼きをした作品。破れプレートだがこれも面白い。
また、この他に大分県のマップをプレートにしていた。
大分県の 17の市町村が模様になっている。作品の写真を撮っていた筈だが、
ケアレスミスで写真を削除してしまったようだ。ブログにアップできない。
次回作品でマッププレートを時計盤にしていたので、次回にアップしよう。
その時計盤は今週の木曜夜に本焼き。日曜日の午前中に窯出し予定。
追記:大分県のマッププレートが上記の店内写真の後方の棚に飾られている。
ブログ投稿後に店内写真を眺めていたら気付いた。皆さんも探してみて下さい。
次の写真は衛藤さんの 3月の手びねり作品。
カラフルに絵付けをしている。実は衛藤さんは都甲さんのお姉さん。
お二人とも絵付けがお好きなようだ。綺麗に上手に絵付けをしている。
都甲さんはお姉さんが教室に通っていたので陶芸を始めるようになったのだ。
何が切っ掛けになるか分らない。セカンドライフと言うのはそんなものかもしれない。
私は家内が陶芸をしたいと言うことで富士五湖の
山中湖に行った時に陶芸工房を訪ねたのが切っ掛けだった。
それまでは陶芸には関心がなかったのにハマってしまった。
「ご主人は興味がなさそうだね、その辺に座ってて下さい」と言われたのだが、
暫くしてから渡してくれた土を何となくいじってたら夢中になってしまったのだ。
東京で陶芸教室に通うようになり、陶芸の基本が知られてないことに気付き、
陶芸の基本を多くの人に伝えたいと思うようになって教室を開いたのである。
そして、作陶の基本となる手引書まで自費出版するに至ったのです。
教室を始めてから 17年も。細く長く続けてきた。切っ掛けが大事だね。
切っ掛けは思わぬ時に来るものだ。活かすかどうかはその人次第だろうが・・・。
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