陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
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“陶芸祭” が開催されます

2018-10-19 00:10:10 | 公募展
大分市では今週の21日(日)に市主催の “陶芸祭” が河原内陶芸館で開催されます。 1年に1回ですが市の穴登り窯で薪窯焼成をしてもらえます。1人1作品です。そして、その焼成作品の展覧会が開かれます。160~180名の市民が出品します。優秀作品は表彰されます。教室の生徒さんはほぼ毎回入賞をしています。

10年間ほどは、私が教室の20人前後の生徒さんの素焼きした作品を会場へ運んでいました。素焼き作品を運ぶので、数も多く場所も遠いので、結構大変でした。すごいどしゃ降りの時もありました。細い道も所々にあるので対向車が来ないことを祈りながら走って持ち込んでいました。この陶芸祭も3年ほど前に一時中断されたことがあります。それ以降は、生徒さん自身で直接応募してもらい、素焼き作品を搬入してもらうようにしています。

今回は、11月に手づくり作品市のモノヅクリサローネなどもあり、お二人しか出品していませんが、お二人の作品の焼き上がりが楽しみです。

平成26年の “2014 陶芸祭” では、足立さんが最高賞の “市長賞” を受賞しています。その作品 「扁壷」 をアップしましょう。写真では平面的にしか見えないので、ブログでは3面から撮った写真をアップします。この時は、他の3人の生徒さんも入賞しています。賞をほぼ独占したようなイメージでした。







この時に出品した全作品もアップしましょう。一つひとつアップしたい出来映えの素敵な作品です。出品サイズが縦横高さ30㎝ 以内と制限があるので、お皿などは小さくみえて見映えがしないのですが、この時は食器が二つ入賞しました。大変嬉かったですね!

薪で焼成すると、平凡な作りだと平凡な焼き上がりになってしまいますが、作りがしっかりしていると食器でも立派な焼締め作品が得られます。市の穴登り窯は30時間の焼成ですが、還元も予想以上にかかり良い焼き上がりになっています。教室では還元焼成を行っていないので、この穴登り窯による薪窯焼成は還元風な作品が得られるよい機会です。



写真の前列左側に 「陶箱」 が見えます。入賞作品です。この女生徒さんは中学生の時から教室に通っていました。この時は高校生です。夏休みに作った作品です。今は大学生です。勉学に励んでいるようです。この表彰式の時にはタイムリーにも県外の高校から帰大した時で、フェリーポートから表彰式へお父さんと直行していました。いろんなことが思い出されます。陶箱も開けてびっくりの玉手箱でした。内面が神秘的なビードロ色に輝いていました。この写真が見当たらないのが至極残念です。


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リム付きの長方皿

2018-10-16 00:05:39 | 四方皿、楕円鉢、手洗鉢


縁に幅の広いリムを入れた素敵な長方皿です。タタラ(板)づくりで、恵良さんが作りました。モノヅクリサロネへ出品用です。淡い発色と水玉模様が爽やかですごくいい。ただ少し反りがあります・・・もしかすると展示ブースには出さずに娘さんのところへ直行することになるかも知れません。或いは、安いお値段で提供することになるかも知れません。

目の細かい白土を使ったので反りが生じたようです。どうにかいけるだろうと思い、発色がいいのでこの土を勧めたのですが、もう一度、目の粗い土で作ってほしいな・・・。大きめのタタラ(板)を作るのに、少し手間がかかるのでご本人は気が進まないみたいです。タタラ機があればいいのですがないので、私がタタラ(板状)にするのを手伝いますよ。素敵なリム付き四方皿ですからね。お料理を盛り付けても映えるし、朝食の食パン置きにもグーでしょう。

長方皿は反りが出ることがあります。長時間かけてゆっくり乾燥させればいいのですがそれも出来ません。反りを防ぐには、粗めの土を使い、少し厚めにして、土をよく締めてから、裏面に多目にしのぎ(溝)を入れることです。


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“和太鼓の祭典” (国民文化祭)

2018-10-15 00:15:07 | よもやまごと
日曜日なのに教室に予約が入ってない。9月は休校日の月、金以外はいつも2~5人くらいの生徒さんが来てたのに?? 14時まで待っても電話もない。いま、大分では、「第33回 国民文化祭」 が開かれている。この日は 「太鼓の祭典」 をやっていた。途中からだが太鼓を聞きに出掛けた。一度、聴いてみたいと思っていた。10時からやっていたのだが、14時半頃に入場した。後半の部だった。



いやっ! 驚いた! すごい大迫力だ! 地響きのような太鼓の音だった。
 ドンドン ドンドン ドドン ドドン ・・・
 トトンツ トトンツ エンヤ~ ・・・
 カカット カカット ドドン ドドン ピュ~ ピュ~ ・・・
 ストットン ストットン ドンツク ドンツク ドン ドン
 テラッツ  テラッツ ・・・ トン トン ・・・ ヒユ~ ヒユ~ ・・・
 テンツク テンツク チャ~ チャ~ ・・・
 ポコ ポコ ポン ポコ ポコ ポン ・・・
 ドォン ドォン ドン ドン ドン ドドドォン

全国から演奏に来ている。台湾からも来ていた。32団体の32曲の太鼓の演奏会です。16番目から聴いた。一曲が10分間ほど。長い時間、力強く叩いている。みんな凄い力演でした。

■ 「広島文教女子大学」 の演奏は若い女性とは思えない迫力だ! 24人の調和のとれた太鼓叩きだった! カッコいいよ!
■ 「和太鼓集団 野武士/福岡」 は逞しい野武士のいでたちで叩いてた。後半は上半身を出した背中に流れる汗が光ってた!
■ 「Japanese Drum 和 ☆ Rock Jr. 奏/広島」 は小学生から中学生のグループだ。子供と思えない素晴らしいバチさばきだった! 男の子も女の子もパワフル!!
■ 「天孫降臨霧島九面太鼓保存会/鹿児島県」 のパフォーマンスも素晴らしかった!
■ 「和太鼓会 和光太鼓/東京」 は、国内外で演奏してるだけに見応えがあった。8割くらいが女性だったのに驚いた。他の団体も女性が多い。女性が元気だ!
■ 「橘太鼓・響座/宮崎県」では、手拍子もおこり観客席に風が漂った!
■ 「三代目源流少年団/大分県」 は今年の全日本ジュニアで優勝してるだけに子供とは思えないほど迫力のあるまとまった演奏だった。よく稽古をしてるんだね! パワフルだ!
■ 「倉敷天領太鼓/岡山県」 では両脚を大きく前後に開き、反り返った構えで大太鼓を叩く姿がきまっていた。
■ 「御陣乗太鼓保存会/石川県」 は仮面を被って踊っていた。3人で一つの太鼓を叩いていたが凄い響きだった! 相方の橙色頭巾をしたひょっとこの坊主頭を叩く仕草をしても面白かっただろうなぁ~と想った ・・・ おふざけはいけませんね。
■ 締めの大分県の 「豊の国ゆふいん源流太鼓」 もすごい迫力だった。盛り上がって終わった!!

その他の全ての演奏が迫力があった! 上下に上げ下げするバチさばきや、パフォーマンスも素晴らしい! 大太鼓や小太鼓の響きに体も心も躍った!!





バチ(叩き棒)は、太いのはヒノキの木、細いのはホウの木だそうです。場外の出店で聞きました。ホウの木のバチは軽い。ホルトホールも鼓動する記憶に残る演奏会でした。次回の国民文化祭は新潟県だそうです。ドンドン ヒャララ ドン ヒャララ は村のお祭りですね。


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夕陽で思い出す

2018-10-12 00:15:10 | 陶芸の本


教室の生徒さんのイラストレーター なかむら葉子さんが描いた新年度の トキハ デパートのカレンダーを教室に飾ってますが、穏やかな夕陽が左の窓から注いできました。ひまわりが大きく花開いています。この窓際に布の背もたれが付いた古い椅子があるのですが、窓から差し込んでくる夕陽で思い出しました。

1年前になりますか・・・工芸ブログランキングでもトップを走っている土びと作家の可南さんが絵本を自費出版されました。私も陶芸の実用書を自費出版してたので先輩風を吹かし出版前にコメントを入れました。出版と同時に購入もしました。そして、この椅子に座って届いた陶人形の絵本を開いて眺めていました。暖かな夕陽に包まれながら素敵な陶人形が絵本から飛び出してくるようでした。

早速、出版社に読後感を入れました。この読後感もポストカード付のキャンペーンが終わるとともに消去されてしまいました。絵本はその後も販売促進をされておられます。懐かしく思い出されたので、読後感を下記へ再アップしてみました。こういうことが出来るのもブログなのかな・・・。

■ 読後感
注文をして待っていた、つちびとの絵本 『泥の水へとかかる虹』 が手元に届いた。
椅子にもたれながら、つちびとの陶人形写真と、つちびとの語りをみていた。
窓越しに西日が差してきた。入り日につちびとの写真絵本をそれとはなくかざしてみた。
夕陽の色に映えて、つちびとたちがアニメのように明るく浮かびあがってきた。
つちびとの温もりが伝わってきた。思わず感嘆した! じつにいい・・・。

秋の夕陽のおだやかな光が、つちびとたちの淡い色調とその柔らかな造形を引き立ててくれる。
素材の粗めの土の質感もいい。実物のつちびとたちをじかに観てるようだ。
つちびと陶人形作家の可南さんが求めてきたものは、これなんだろうなと感じ入った。

そして、 「命があるから私たちがあるよ。命があるからあなたたちもいるよ」
そんなように陶人形のつちびとたちが “命の力” について優しくやさしく語りかけてきた。

私は、この素敵な絵本を8人の孫たちにも3冊贈ることにした。
孫たちは陶芸が大好きだ。つちびとの優しさを感じとってくれるといい。
一番下は3歳だが、たとえ、いま分からなくても分かるときがくるだろう。
忘れないでほしい、歩んだ道を・・・ありがとう! とともに・・・。




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11月開催の 「モノヅクリサローネ 2018」

2018-10-11 12:28:38 | 作品の展示販売
3年ぶりに手づくり作品の展示販売会 「モノヅクリサローネ 大分」 が開催されます。しばらく中断されていた大分県の文化的なビッグイベントです。関係者のご尽力で再開されることになり大きな喜びを感じます! 教室の生徒さんたちも10人ほどで陶芸作品を出品します。出品は今回で4回目になります。前回もご来訪の皆さんに250点もの作品をご購入いただいてます。生徒さんたちはこの夏の暑いさなかから作品づくりに励んでいます。お楽しみに!

 <モノヅクリサローネ 2018>
■ 開催日 : 平成30年11月24日(土)~25日(日)
■ 時 間 : 10時~16時 (雨天決行。テント内に展示)
■ 会 場 : 大分駅の南口正面の芝生広場 (ホルトホール前広場)
■ 店舗名 : あさのや (陶芸作品)
■ 店舗数 : 100ブース (多種多様な手づくり作品)

※ 今回は展示場所が変わって大分駅の南口正面の芝生広場 (ホルトホール前) です。
※ 県内外の手づくり、ものづくりの作家さんたちが大集合します。陶芸品のほかに色々な作品が出品されます。 “見れます! 買えます! 楽しめます!”
※ このビッグイベントは10、11月頃にテレビやラジオ、雑誌などでもインフォメーションされます。
※ 又、国内最大の文化の祭典 「国民文化祭/第33回」 と 「全国障害者芸術・文化祭」 がこの期間まで開催されてます。25日が最終日になってます。 “みんなで出掛けよ~う! みんなで盛り上げよ~う!!”

写真は前回のワンショットです。
4段ボックスに展示した作品は完売だよ! みんなでピース!!


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